2020年の東京五輪&パラリンピックの新たなエンブレムの最終候補4作品が8日に発表されました。昨年7月に佐野研二郎氏がデザインした作品が採用されましたが、ベルギーのリエージュ劇場のロゴに酷似しているという理由から使用中止。それからエンブレムの再公募を決め、14,599作品の応募が集まりました。この日の大会組織委員会で最終候補の4作品が発表されました。
A案…市松模様(チェック柄)をモチーフに、藍色で日本らしさを描いた「組市松紋」
B案…選手の躍動、観客の喜びの輪を表した「つなぐ輪、広がる和」
C案…風神・雷神をモチーフに、ベストを超えようと頑張るアスリートを表現した「超える人」
D案…選手と応援する人々の晴れやかな表情を描いた「晴れやかな顔、花咲く」
最終候補に選ばれた4作品は、どれも素晴らしいエンブレムだと思います。A案は白と藍色でシンプルに描かれていて、B案はよく見ればオリンピックとパラリンピックのシンボルマークに見える。C案はダイナミックな印象を受け、D案は美しく咲く朝顔と、夜空に舞い上がる花火をイメージしたような作品。この中で一番好きなのは、D案が気に入ってます。華やかで和風テイスト、「下町の夏」らしくて好きです。
今月17日までインターネットとはがきで作品についての意見を募集し、25日の最終審査ではエンブレム委員会による多数決で1点に絞り込み、理事会で正式決定となります。今度こそはみんなの記憶に残るようなエンブレムが採用される事を期待したいし、また白紙撤回しないでほしい。