日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

藤田菜七子が騎乗機会2連勝!年間20勝&通算40勝に王手。

2018年09月15日 | 競馬

今手の中央競馬は、土・日・月の3日連続開催。その初日だった15日は、中山競馬場で藤田菜七子騎手が1日2勝を達成しました。


この日の菜七子騎手は3鞍に騎乗。1鞍目の6R・サラ系2歳新馬(ダート1200m・16頭立て)で、単勝5番人気の⑨ハルサカエに騎乗しました。好スタートを決めた後、ダートコースで先頭に浮上。3,4コーナーあたりで集団から抜け出し、最後の直線コースで後続を引き離しにかかります。ゴール残り100mで、2番手から追い上げる⑬サニーストームに差を詰められますが、ハルサカエが先頭を守り切りゴール。サニーストームの追い上げをクビ差で凌ぎ切り、ハルサカエが新馬勝ち。同時に菜七子騎手も初めて新馬戦で勝利を収めました。

2鞍目は8R・サラ系3歳以上500万円以下(ダート1200m)。ここでは単勝9番人気の⑬コウユーホクトに騎乗。
スタート前、⑤カシマフウリンがゲート内で暴れだして競走から除外。コウユーホクトはまずまずの飛び出しを見せ、道中は11番手あたりを追走。4コーナー手前で馬群の外側に進路を取ると、直線コースで菜七子が左鞭を連発。コウユーホクトもそれに応えるように加速。残り200mで7番手に上がると、前の馬達をまとめてかわし、ゴール前で⑫アルゴロオジエを捕らえて1着でゴールイン!鮮やかな差し切り勝ちで、藤田菜七子騎手がこの日2勝目を挙げました!

2連勝と勢いに乗る菜七子騎手、10Rの松戸特別で④シフォンカールとのコンビで3連勝を狙いましたが、結果は9着。斤量50.0Kgの最軽量ハンデを活かすことができませんでした。長距離戦ではまだ力不足のようです。

この日の藤田菜七子騎手の成績は、3鞍騎乗して2勝をマーク。1日2勝は今年2度目で、自身初の騎乗機会2連勝を果たしました。今年の勝利数も19勝となり、年間20勝まであと1勝。通算でも39勝目で、40勝にリーチです。
夏の新潟では絶好調だったけど、中山に舞台を移した先週は2日間とも未勝利。土曜日は3Rの2着、日曜日は1Rの3着が最高着順でした。ただ、この日は好騎乗が続出。新馬戦では菜七子騎手お得意の先行逃げ切り戦法で1着。ゴール直後には、スタンドから拍手が沸き起こってましたね。2鞍目は気迫あふれる追い込みで、人気薄の馬を勝利に導きました。3連続開催の初日に2勝したから、この後も活躍が大いに期待できそうですね。
日曜日は7鞍、月曜日は4鞍に騎乗予定。菜七子の師匠・根本康広厩舎の馬にも4頭乗ります。年間20勝&通算40勝を決めることができるのか?