日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

紫苑ステークス2018 ノームコアが3馬身差の圧勝で初の重賞勝ち!

2018年09月08日 | 競馬

夏のローカル開催も終わり、今週から秋競馬が始動。8日は中山競馬場で秋華賞トライアル・第3回紫苑ステークス(GⅢ・芝2000m 16頭立て)が行われました。昨年の勝ち馬・ディアドラ、2016年のヴィブロス、2014年のショウナンパンドラと、近年はここから秋華賞馬が誕生しています。
今年の紫苑Sは、桜花賞&オークスで5着①マウレア、重賞2戦連続3着⑭ノームコア、2000mで2勝の④サラス、中山2000mを勝った⑮レッドベルローズと⑤ロサグラウカ、フローラステークス2着③パイオニアバイオ、スイートピーステークスを勝った⑧ランドネ、アネモネステークス覇者⑪ハーレムラインなどが参戦。2冠牝馬・アーモンドアイを脅かす馬は現れるか?



スタート後の先行争いで、ランドネがハナを切り、⑯ロフティフレーズが2番手に上がり、ハーレムライン3番手。ノームコアは5番手、⑥クイーングラス6番手、マウレアは中団グループ、パイオニアバイオとサラスは中団より後ろの位置で正面スタンド前通過した。
1,2コーナー中間から向正面のところで、ランドネ先頭、2番手にロフティフレーズ。3番手集団には、ハーレムライン、内側②オハナ、その後ろにノームコアが追走。6番手グループは、内からマウレア,⑥クイーングラス,⑫アヴィオール,レッドベルローズの4頭が並んでいる。10番手から⑨カレンシリエージョが早めに仕掛け、11番手と12番手のところにパイオニアバイオと⑦メサルティムが並ぶ。13,14番手にはロサグラウカとサラス並走、後方は⑩ロマンテソーロと⑬ホクセンジョウオーがいる。
3コーナーを通過し、ランドネが先頭を守り、シリエージョが2番手に上がり、ロフティが3番手。外からハーレムが4番手。ノームコアは6番手、ベルローズ7番手、マウレアとクイグラは中団馬群。ロサグラは大外に持ち出し、サラスは後方グループ、パイオニアは後方のインコース。
最後の直線コースに入ってもランドネが先頭だが、2番手に上がって来たノームコアが襲い掛かり、ゴール残り200mでランドネをかわして先頭に躍り出る。大外からマウレアも上がって来るが、ノームコアがラスト100mで突き放してFINISH!マウレアが2着に入り、ランドネが3着を確保しました。



紫苑ステークス 全着順&払戻金
1着⑭ノームコア    1分58秒0
2着①マウレア      3馬身
3着⑧ランドネ      1/2馬身
4着③パイオニアバイオ  クビ差
5着⑪ハーレムライン   2馬身1/2
6着⑫アヴィオール
7着⑥クイーングラス
8着②オハナ
9着⑦メサルティム
10着⑨カレンシリエージョ
11着⑤ロサグラウカ
12着⑩ロマンテソーロ
13着④サラス
14着⑮レッドベルローズ
15着⑯ロフティフレーズ
16着⑬ホクセンジョウオー

単勝 ⑭ 420円
複勝 ⑭ 150円 ① 130円 ⑧ 310円
枠連 1⃣-7⃣  650円
馬連 ①-⑭  680円
馬単 ⑭-① 1,500円
ワイド ①-⑭  290円
    ⑧-⑭ 1,130円
    ①-⑧  960円
3連複 ①-⑧-⑭  3,400円
3連単 ⑭-①-⑧ 16,070円



「中山競馬場開設90周年記念」のサブタイトルがついた紫苑ステークスは、単勝2番人気のノームコアが、2着に3馬身差をつけての解消。2着には1番人気のマウレア、3着にはスタートから逃げ続けたランドネが入り、この上位3頭が秋華賞への優先出走権を獲得しました。ただ、マウレアはゴールした後に武豊騎手が下馬。「歩様が乱れた」と話していたから、故障したのではないかと思われます。4番人気だったクイーングラスは7着、3番人気のサラスは全く見せ場がなく13着という結果でした。
3度目の重賞挑戦で初勝利のノームコアは、美浦・萩原清厩舎に所属。新馬戦とアスター賞を連勝した後、フラワーカップで3着、その次のフローラステークスでも3着に敗れ、オークス出走を逃しました。この日はルメール騎手と初めてコンビを組み、前半は5,6番手を追走すると、4コーナーを回ったところで2番手に浮上し、残り200mで逃げるランドネを捕まえると、最後は後続を突き放しました。1分58秒のタイムも優秀でしたね。中山適正もあったと思うけど、この内容なら秋華賞本番も楽しみといえる。現時点ではアーモンドアイのライバル一番手だと思います。