今年8月12日に「ESPエンタテインメント大阪校」で行われた「マキシマムザホルモン ダイスケはん&ナヲのギンギラギンにさりげ肉」の最初で最後の公開録音「ホルモンアワードTHE FINAL」もいよいよ大詰め。アワードのベスト10が終わった後、ダイスケはんとナヲちゃんが昔お世話になった人からのメッセージが読まれました。
「お久しぶり!昔、FM大阪の超人気DJだったアイクルです!覚えていない?『奥目でワキガのオバちゃんよ~。』と言えば思い出してくれるかな?先日、FM大阪でのホルモンの番組が終わってしまうと聞き、今日の公開録音に駆け付けるつもりが、スタッフに『来なくていい』と言われ、急いで手紙に切り替えました。
それにしても、本当に7年間お疲れさまでした。私がホルモンのライブを見たのは今から10年くらい前です。京都MOJOにピンクリボン軍のライブを観に行って、そこで出会ったマキシマムザホルモン。初めて聞いたホルモンの音楽に完全にやられてしまいました。あの京都MOJOで聴いた『恋のスイート糞メリケン』は今も続いています。
それから少しして、私が当時FM大阪で担当していた『ミッドナイトジャングル』という深夜の番組に、15分間のホルモンのコーナー『肉に撃たれて眠りたい』が生まれました。そこで2年近く一緒に番組させてもらって、ミッドナイトジャングルのリスナーに深夜の楽しみを与えてくれました。本当にありがとう。
思い返すといろいろありました。『出張肉撃た アイクル邸』では勝手に我が家を物色し、ダイスケはんは私のワンピースを着て汗ジミを作るわ、近所に聞こえるようにベランダから大声で『ここは中野涼子の自宅やぞ~!』と叫んだり、本当にバカ騒ぎしてくれました。そんな数々の思い出が走馬灯のように駆け巡ります。ダイスケはんとナヲちゃんの力によって、深夜の予算の無い、ケータリングのお菓子もない、スタッフも少ない、DJの力もイマイチの正真正銘の弱小番組が、本当にたくさんのリスナーさんに届きました。それが何よりうれしかったです。本当にありがとう。
7年間のあいだに体調不良や出産をどちらかが欠けてしまった時も、色んなバンドが次々に応援に駆けつけてくれたのは、2人が如何にみんなに愛されているのかを顕していたと思います。『リスナーさんに楽しんでもらおう』ではなく、『番組をする本人が本気で楽しむ』ことこそが、リスナーさんに楽しい空気が伝わる事を私は2人に教えてもらいました。これからもバンドでの活躍、心から応援しています。以上、奥目でワキガのDJアイクルでした。」
かつてFM大阪の深夜番組「ミッドナイトジャングル」のDJを務めたアイクル(中野涼子さん)さんから手紙が届きました。いやぁ~久々にアイクルさんの声を聴いたなあ。「ミッジャン」時代はMCなのに散々ホルモンに弄られてましたね~。ホルモンに久々に会いたかったけど、「来なくていい」とスタッフに止められたそうで…。アイクルさんは今、ラジオ関西の「谷五郎のこころにきくラジオ」で本名の「中野涼子」名義でアシスタントを務めているから、こればかりはしょうがないでしょう。アイクルさん、メッセージありがとうございました。
過去に放送された音源もちょいちょい流れ、『出張肉撃た アイクル邸』では、ナヲちゃんがアイクル愛用のひげそりを見つけ、アイクルの「ちょっと待ってぇ~!やめてー」制止を振り切って、ダイちゃんとナヲちゃんがお風呂場を勝手に物色。当時住んでいた自宅のお家賃が「10万円以上」であることが判明しました。大阪の家賃相場は、安くて3万円台、高くても6万5千円くらいするので、10万円台は高額な方だと思います。アイクルのワンピースを着たダイちゃん、ゴツい体から想像つかず、以外にもジャストフィット。「パイナップル食べる~?」母・光枝さんの口癖ですか?「これはすごくいいワンピースだと思います」ダイちゃんもかなり気に入ってたみたいですね。
いよいよアワードもグランドフィナーレに差し掛かるところで、スタッフから「7年半アリガトウ」と書かれた横断幕が渡され、思わぬサプライズプレゼントにナヲちゃんも感涙寸前。ダイちゃんも「夜寒いから羽織る物があってよかった~」と冗談を飛ばしましたが、PANのゴッチさんに「羽織るもんじゃないよ。気持ちは温かいけど」と突っ込まれました。横断幕には当日公開録音の開場に遊びに来てくれたリスナー達の寄せ書きも含まれました。上記の写真を見ると、「本当に番組が終わっちゃうんだなあ」と実感しました。
エンディング前にダイちゃんが当日公録に来ていた徳島県・なかよしさんからのメールを読むことに。
「ダイスケはん、ナヲちゃん、こんにちは!ホルモンとさだまさしをこよなく愛する徳島県の『なかよし』と申します。
ギン肉が終了との事、信じられません!『肉撃た』時代はFM大阪だけだったので、徳島で聴く私にとっては非常に電波が悪く、ラジオ片手に家の中のどこかに電波が入りやすいかウロウロしたものです。一番の思い出は『人嫌いで悩んでます』とお悩みを送ると、光枝さんにアドバイスが頂け、それがきっかけで結婚できたという事です。公開録音は七福神の方の布袋似の旦那さんと参ります」
「七福神の布袋さんと付き合っているけど、人嫌い」という悩みを持っていた「なかよし」さんが結婚されたんですか!本当におめでとうございます!!2011年6月にダイちゃんの母・光枝さんに相談し、そのアドバイスを受けた後、布袋様とモンバスに行き、帰りの途中でプロポーズされたのは覚えています。いやあもう、光枝さんに感謝でいっぱいでしょう。なかよしさん、これからも末長くお幸せに!
そしていよいよエンディング。締めの挨拶もいつもより長めです。「お相手はマキシマムザホルモンのナヲと、ダイスケはん、マッキンと(Good 4 Nothing)、PANの川端と、SABOTEN・キヨシと、PANのギター・ゴッチでした!」と出演者全員が挨拶した後、ナヲちゃんが「そして、参加してくれた腹ペコ諸君でした~!ありがとう!」とリスナー達に感謝の意を述べました。
最後はお客さん全員と記念写真を撮り、その前にナヲちゃんが「隣の教室で見ていた人を呼ぼう」と提案。しかし、井上ディレクターがその話を聞いていなかったので、「お前何聞いとったんや?だから番組が終わんねん。アホか!全部お前のせいや」ナヲちゃんがネチネチと説教。ギン肉が終了するのは詰めの甘い井上Dが原因かどうかはわかりませんが…。ダイちゃんも「井上ディレクターの住所言うから、ホンマに燃やしに行ってあげて。みんなで行こう」それは絶対にダメです。井上氏によると、別室には30人もいるそうです。
収録の間、お客さん達は全員立ちっぱなしで、足も疲れたし、長時間トイレを我慢していました。3歳の子供もさすがに「飽きた」とポツリ。疲れちゃったねえ。別室組も入って来て、客席側はぎゅうぎゅう詰めに。画像を見てもギッシリ入っております!記念写真では井上氏も参加。マネージャー・しみゆうにいたっては、腹の肉が邪魔をして体育座りができない状態だ。撮影の時は、ホルモンのキャッチフレーズ「3度の飯より、飯が好き!」をみんなで合唱。3歳児も可愛くメタルポーズ。
写真を撮り終えた後、ダイちゃんは感激のあまり思わず「もう帰ってくれー!」と声を荒げてました。最後に「番組もうちょっと続くんで、絆をできる限り紹介するんで。今度はライブでもお会いしましょう」とダイちゃんが腹ペコ達に呼び掛けた後、「俺達は家族だ~!!」と叫び、ホルモンアワードTHE FINALは幕を閉じたのでした。ダイスケはん、私も家族の1人です!
「ホルモンアワードTHE FINAL」のレポ、これにて終了!!あー疲れた…。