
料理修行の毎日が続いています。
結婚当初の持ちレシピが少なかった時にやっていた1日1品新作料理をまた最近再開し、毎日何かしら1品は作ったもののないメニューか使ったことのない材料で料理をすることにしています。
この方法、かなりハードな修行ですが、料理の腕を上げるにはテキメンの方法です。作れるレシピが短期間に確実に増え、得意料理やアレンジ力がかなり付きます。やっている時はあまりよく実感がわかないのですが、続けているといつか突然わかります。
私が実感したのは、アメリカサバイバル生活のとき。食材が日本と異なってもアレンジ力でかなり色々料理ができました。高級な食材を使わなくとも、高級なものと同じような料理が作れますし、その日の買い物で特売品を狙って献立が確実につくれます。
ただこの方法、修行中はレシピを事前にある程度頭に入れておくか、見ておく必要があります。昔やっていた時は、買い物前にレシピを決めてから買出しに行っていたのですが、今はその日の安いもので勝負したいので、レシピは決めていかない。よって、頭にどれだけレシピが入っているかが重要です。
以前は料理本を自分のレシピノートに編集しなおし作業をしていたのですが、これを今度は洋書レシピで翻訳しながらレシピノートを作って、レシピを軽く頭に入れて置くようにしています。あとは和書は図書館利用と本屋で立ち読みの日々。
昨日はちょっと変わった材料が特売に。"ぶりの白子"です。
よく見かけるのは鱈の白子や鮭の白子。鱈の白子は高級品でよく売られているものの予算オーバーのため購入することはまずありません。鮭の白子は秋鮭の出回るころに1度は毎年買うのですが、特においしいと思うものでもありませんでした。

昨日はぶりが特売でアラの売っているコーナーに"ぶりの白子"がありました。大きさは巨大で値段は超低価格の150円。これを使って料理できないかとかなり思案した結果、先日洋書で翻訳したフォアグラ料理をアレンジして料理してみることに。

かなりグロテスクな大きな白子ですので、丸のまま一度下茹します。臭みがどの程度あるかわかりませんので、今回はお湯に酒を少し入れて茹でました。火を通すことで少し硬くなるため切り分けても中身がどろどろに出てこなくなります。

茹で上がったらざるに上げて冷ましておきます。冷めてから筋の部分や胆嚢で緑色になっている部分などを取り除いておきます。




その間にジャガイモピュレ作り。電子レンジでジャガイモをふかし、芋が熱いうちにスプーンでつぶし、裏ごししておきます。


牛乳と水で延ばして、好みの硬さに仕上げます。今回は敷きソースにするのでかなり緩めに仕上げます。最後に塩で軽く味をつけておきます。濃厚に仕上げたい場合は生クリームで伸ばすとレストラン的味になりますよ。我が家用はすべての料理を基本的にライト仕様で作っています。ちなみに堅い目だとマッシュポテトになります。

食べる直前に好みの大きさに筒切りに切り分け、セモリナ粉を白子の断面にまぶし、フライパンで両面をソテーします。焼き上がり前に風味付けにバターを加えて白子は完成。同じフライパンにバルサミコ酢を加えて軽く煮詰めてソース作り。

盛り付け皿にジャガイモのピュレを薄く敷き、白子を載せて、バルサミコソースを掛けて出来上がり。付け合せはラデッシュの葉をブランチしたものを添えました。

気になるお味の方は、値段不相応のおいしさでした。白子に臭みはまったくなく、鱈の白子と同じくかなり濃厚でクリーミー味。フォアグラのように油っぽくないため食べやすいけれど、食感は口の中で解けてしまう感じ。大きな白子の3分の1程度でボリュームある濃厚な一品になりました。二人で50円の主菜でした。
毎日こううまくはいかないのですが、修行を続けることで日々変わっていくことでしょう。なにより食費は年々減って、色々なものが試しに食べられるのはいいことです。ただし、買い物に要する時間と労力、思考力は倍増ですが。。。




昨日の献立は、ぶりの白子のソテーバルサミコソース、ペンネアラビアータ、新玉ねぎのおかかサラダ、クラムチャウダーでした。
結婚当初の持ちレシピが少なかった時にやっていた1日1品新作料理をまた最近再開し、毎日何かしら1品は作ったもののないメニューか使ったことのない材料で料理をすることにしています。
この方法、かなりハードな修行ですが、料理の腕を上げるにはテキメンの方法です。作れるレシピが短期間に確実に増え、得意料理やアレンジ力がかなり付きます。やっている時はあまりよく実感がわかないのですが、続けているといつか突然わかります。
私が実感したのは、アメリカサバイバル生活のとき。食材が日本と異なってもアレンジ力でかなり色々料理ができました。高級な食材を使わなくとも、高級なものと同じような料理が作れますし、その日の買い物で特売品を狙って献立が確実につくれます。
ただこの方法、修行中はレシピを事前にある程度頭に入れておくか、見ておく必要があります。昔やっていた時は、買い物前にレシピを決めてから買出しに行っていたのですが、今はその日の安いもので勝負したいので、レシピは決めていかない。よって、頭にどれだけレシピが入っているかが重要です。
以前は料理本を自分のレシピノートに編集しなおし作業をしていたのですが、これを今度は洋書レシピで翻訳しながらレシピノートを作って、レシピを軽く頭に入れて置くようにしています。あとは和書は図書館利用と本屋で立ち読みの日々。
昨日はちょっと変わった材料が特売に。"ぶりの白子"です。
よく見かけるのは鱈の白子や鮭の白子。鱈の白子は高級品でよく売られているものの予算オーバーのため購入することはまずありません。鮭の白子は秋鮭の出回るころに1度は毎年買うのですが、特においしいと思うものでもありませんでした。

昨日はぶりが特売でアラの売っているコーナーに"ぶりの白子"がありました。大きさは巨大で値段は超低価格の150円。これを使って料理できないかとかなり思案した結果、先日洋書で翻訳したフォアグラ料理をアレンジして料理してみることに。

かなりグロテスクな大きな白子ですので、丸のまま一度下茹します。臭みがどの程度あるかわかりませんので、今回はお湯に酒を少し入れて茹でました。火を通すことで少し硬くなるため切り分けても中身がどろどろに出てこなくなります。

茹で上がったらざるに上げて冷ましておきます。冷めてから筋の部分や胆嚢で緑色になっている部分などを取り除いておきます。




その間にジャガイモピュレ作り。電子レンジでジャガイモをふかし、芋が熱いうちにスプーンでつぶし、裏ごししておきます。


牛乳と水で延ばして、好みの硬さに仕上げます。今回は敷きソースにするのでかなり緩めに仕上げます。最後に塩で軽く味をつけておきます。濃厚に仕上げたい場合は生クリームで伸ばすとレストラン的味になりますよ。我が家用はすべての料理を基本的にライト仕様で作っています。ちなみに堅い目だとマッシュポテトになります。

食べる直前に好みの大きさに筒切りに切り分け、セモリナ粉を白子の断面にまぶし、フライパンで両面をソテーします。焼き上がり前に風味付けにバターを加えて白子は完成。同じフライパンにバルサミコ酢を加えて軽く煮詰めてソース作り。

盛り付け皿にジャガイモのピュレを薄く敷き、白子を載せて、バルサミコソースを掛けて出来上がり。付け合せはラデッシュの葉をブランチしたものを添えました。

気になるお味の方は、値段不相応のおいしさでした。白子に臭みはまったくなく、鱈の白子と同じくかなり濃厚でクリーミー味。フォアグラのように油っぽくないため食べやすいけれど、食感は口の中で解けてしまう感じ。大きな白子の3分の1程度でボリュームある濃厚な一品になりました。二人で50円の主菜でした。
毎日こううまくはいかないのですが、修行を続けることで日々変わっていくことでしょう。なにより食費は年々減って、色々なものが試しに食べられるのはいいことです。ただし、買い物に要する時間と労力、思考力は倍増ですが。。。




昨日の献立は、ぶりの白子のソテーバルサミコソース、ペンネアラビアータ、新玉ねぎのおかかサラダ、クラムチャウダーでした。
ステキや思います。
自分の中の料理(人)に対するストライクゾーン
構築してはる気がします。
主婦の仕事として結婚してから料理を一から始めて、いかに安く、おいしいものを毎日食べるかばかりを考えてここまできました。
根はたいそうな志ではなく、食いしん坊なんでしょうね。
また遊びに来てくださいね。