連休も終わり、通常モード再開です。
休みの間は、充電期間でほとんど新作を作らずに過ごしましたが、また本日より試作実習再開です。
事始めとして、アップルケーキ研究をすることに。
今回は、アメリカのサンタモニカで有名なカフェ"Huckleberry Balery and Cafe"の全粒粉のアップルケーキを作ってみることに。
このカフェは最近知ったのですが、スイーツがおいしいお店とのこと。"ロサンゼルス・タイムズ"にこのケーキを切望する投書があり、レシピが掲載されていました。
このレシピが本当のハックルベリーのお店から出されたものなのか、記者が調べて作ったレシピなのかまでは判りませんが、LAタイムズの料理レシピは質が高いため、どちらにしても信憑性は高いと思われます。
"Wednesday"のブログにもこのケーキが紹介されていて、かなりおいしいとのこと。
このブログの読者コメントもかなり好評なので、試してみることに。
ただし、かなり巨大で大きく作られているため、1回食べサイズの1/8スケールで手元にある材料で工夫しながら作ってみました。
<材料>(パウンド型中1台分)
リンゴ 小1個
ひよこ豆の粉 1/4カップ
(またはアーモンドプードル)
全粒粉 大さじ2
薄力粉 小さじ4
コーングリッツ 小さじ2
ベーキングパウダー 小さじ1/2
塩 小さじ1/4
バター 50g
砂糖 大さじ2
卵 1個
ボウルにひよこ豆の粉、全粒粉、薄力粉、コーングリッツ、ベーキングパウダー、塩を加えて混ぜ合わせておきます。
ハックルベリーでは、アーモンドプードルを使っていましたが、なかなか高価で大量入手がしにくいため、代用品を模索中。
アーモンドプードルは、グルテンフリー食材として小麦粉代わりに使われていることから、同じく代替材料として使われるひよこ豆の粉を使ってみることにしました。
リンゴケーキに全粒粉を使うのはよくあるパターンですが、コーンミールを使ってあるのは初めて。アメリカンタイプのバターケーキなので、ベーキングパウダーは少なめで大きく膨れるケーキではない感じですね。
リンゴは4つ割りにして、皮と芯をとり、一口大の角切りにしておきます。
ハックルべりーでは、焼リンゴにしていましたが、時間の関係上、生で加えることに。
生果物は水分量が多いため、焼いている間に水分がクラムをべたつかせる影響が危惧されますが、その分、卵量がやや少ないので水分量はそこで調整できそう。
別ボウルに室温で柔らかくしたバターと砂糖を加え、クリーム状にふんわりするまで良く泡立てます。
粉材料は薄力粉が少なく、全粒粉やひよこ豆の粉など重い粉が多いので、バターの泡立てが食感を決める最大のポイントになりそうです。
バタークリームに卵を少しずつ加えてよく混ぜ合わせます。
卵液に混ぜ合わせておいた粉材料を小さじ山盛り1杯ずつ加えて、その都度粉気がなくなるまで軽く混ぜ合わせます。
粉が全て加えられるまで、数回に分けて粉を加え、生地完成。
粉を一度に加えないので混ぜる回数が多くなりますが、混ぜすぎないように注意します。
最後に一口大に切ったリンゴを生地に加えて、大きく混ぜておきます。
パウンド型にオーブン紙を敷いて、生地を流し込みます。
170度に予熱したオーブンに入れて15分間焼きました。
焼き上がりは竹串でチェック。あまり大きく膨れないので、焼きすぎに注意です。
今回は、膨張材のベーキングパウダーも少なめで、起爆剤のヨーグルトもなく、リンゴの酸味が起爆剤になるかどうかというところのため、大きく膨れるパウンドケーキ的でなはなく、しっとり詰まった"Dense系"。
レシピの写真では、砂糖を表面に振ってやいてあるのでかなり焦げ色をつけてカラメル的にしてあるのですが、我が家のはキツネ色系。ボリュームも小さく焼いているので、迫力的にはかけますが、切ってみて、クラムの状態はかなりよさそう。
味の方は、予想通りかなりおいしい。
以前作った"ブルトン・アップルケーキ"と同じような食感ですが、"ブルトン"の方が柔らかい。今回のケーキは、ブルトンほどキメ細かな食感ではなく、ちょっと重めなものの、食べ応えがあり、リンゴやクラムの味がしっかりしたしている印象。
バターが全体の風味を押し上げているものの、油っぽくなく、全粒粉のケーキではかなり軽く仕上がっていますね。
砂糖の量は"ハックルベリー"の元レシピよりかなり減らしていますが、これで十分。
ブルトンは紅茶向けなケーキですが、こちらはコーヒーにもあうし、軽食としても食べ応えがあるため向いているかも。
ひよこ豆を使ってみましたが、味にも影響はなさそうで、膨らみはやや劣るかもしれませんが、アーモンドプードルの代用としても使えそうです。
もう少し臨床が必要でしょうが。。。。
"ブルトン"はフランス菓子的ですが、こちらはやはり"アメリカン"調といった食感で、アメリカンとフレンチのいいとこどりをしたケーキだと思います。
他にも"ハックルベリー・カフェ"のレシピがあったら、作ってみたいですね。
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休みの間は、充電期間でほとんど新作を作らずに過ごしましたが、また本日より試作実習再開です。
事始めとして、アップルケーキ研究をすることに。
今回は、アメリカのサンタモニカで有名なカフェ"Huckleberry Balery and Cafe"の全粒粉のアップルケーキを作ってみることに。
このカフェは最近知ったのですが、スイーツがおいしいお店とのこと。"ロサンゼルス・タイムズ"にこのケーキを切望する投書があり、レシピが掲載されていました。
このレシピが本当のハックルベリーのお店から出されたものなのか、記者が調べて作ったレシピなのかまでは判りませんが、LAタイムズの料理レシピは質が高いため、どちらにしても信憑性は高いと思われます。
"Wednesday"のブログにもこのケーキが紹介されていて、かなりおいしいとのこと。
このブログの読者コメントもかなり好評なので、試してみることに。
ただし、かなり巨大で大きく作られているため、1回食べサイズの1/8スケールで手元にある材料で工夫しながら作ってみました。
<材料>(パウンド型中1台分)
リンゴ 小1個
ひよこ豆の粉 1/4カップ
(またはアーモンドプードル)
全粒粉 大さじ2
薄力粉 小さじ4
コーングリッツ 小さじ2
ベーキングパウダー 小さじ1/2
塩 小さじ1/4
バター 50g
砂糖 大さじ2
卵 1個
ボウルにひよこ豆の粉、全粒粉、薄力粉、コーングリッツ、ベーキングパウダー、塩を加えて混ぜ合わせておきます。
ハックルベリーでは、アーモンドプードルを使っていましたが、なかなか高価で大量入手がしにくいため、代用品を模索中。
アーモンドプードルは、グルテンフリー食材として小麦粉代わりに使われていることから、同じく代替材料として使われるひよこ豆の粉を使ってみることにしました。
リンゴケーキに全粒粉を使うのはよくあるパターンですが、コーンミールを使ってあるのは初めて。アメリカンタイプのバターケーキなので、ベーキングパウダーは少なめで大きく膨れるケーキではない感じですね。
リンゴは4つ割りにして、皮と芯をとり、一口大の角切りにしておきます。
ハックルべりーでは、焼リンゴにしていましたが、時間の関係上、生で加えることに。
生果物は水分量が多いため、焼いている間に水分がクラムをべたつかせる影響が危惧されますが、その分、卵量がやや少ないので水分量はそこで調整できそう。
別ボウルに室温で柔らかくしたバターと砂糖を加え、クリーム状にふんわりするまで良く泡立てます。
粉材料は薄力粉が少なく、全粒粉やひよこ豆の粉など重い粉が多いので、バターの泡立てが食感を決める最大のポイントになりそうです。
バタークリームに卵を少しずつ加えてよく混ぜ合わせます。
卵液に混ぜ合わせておいた粉材料を小さじ山盛り1杯ずつ加えて、その都度粉気がなくなるまで軽く混ぜ合わせます。
粉が全て加えられるまで、数回に分けて粉を加え、生地完成。
粉を一度に加えないので混ぜる回数が多くなりますが、混ぜすぎないように注意します。
最後に一口大に切ったリンゴを生地に加えて、大きく混ぜておきます。
パウンド型にオーブン紙を敷いて、生地を流し込みます。
170度に予熱したオーブンに入れて15分間焼きました。
焼き上がりは竹串でチェック。あまり大きく膨れないので、焼きすぎに注意です。
今回は、膨張材のベーキングパウダーも少なめで、起爆剤のヨーグルトもなく、リンゴの酸味が起爆剤になるかどうかというところのため、大きく膨れるパウンドケーキ的でなはなく、しっとり詰まった"Dense系"。
レシピの写真では、砂糖を表面に振ってやいてあるのでかなり焦げ色をつけてカラメル的にしてあるのですが、我が家のはキツネ色系。ボリュームも小さく焼いているので、迫力的にはかけますが、切ってみて、クラムの状態はかなりよさそう。
味の方は、予想通りかなりおいしい。
以前作った"ブルトン・アップルケーキ"と同じような食感ですが、"ブルトン"の方が柔らかい。今回のケーキは、ブルトンほどキメ細かな食感ではなく、ちょっと重めなものの、食べ応えがあり、リンゴやクラムの味がしっかりしたしている印象。
バターが全体の風味を押し上げているものの、油っぽくなく、全粒粉のケーキではかなり軽く仕上がっていますね。
砂糖の量は"ハックルベリー"の元レシピよりかなり減らしていますが、これで十分。
ブルトンは紅茶向けなケーキですが、こちらはコーヒーにもあうし、軽食としても食べ応えがあるため向いているかも。
ひよこ豆を使ってみましたが、味にも影響はなさそうで、膨らみはやや劣るかもしれませんが、アーモンドプードルの代用としても使えそうです。
もう少し臨床が必要でしょうが。。。。
"ブルトン"はフランス菓子的ですが、こちらはやはり"アメリカン"調といった食感で、アメリカンとフレンチのいいとこどりをしたケーキだと思います。
他にも"ハックルベリー・カフェ"のレシピがあったら、作ってみたいですね。
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