Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

まながつおの漬け焼き。

2007-10-20 06:18:59 | 料理
昨日、とあるところから立派なマナカツオの切り身を頂いたので、漬け焼きを作ってみました。

そこで例の"デロンギ"オーブンの出番。実習第二回です。
マナガツオは身があっさりした白身で、なかなかの高級魚。スーパーではほとんど見かけませんし、あっても小さいもので食べるところがないほど身が薄い。ホールの魚はマンボウみたいで切り身でないと美味しそうに思えない形なのですが、上品な味でお高い魚です。なかなかいいものは庶民の口には入らない魚ですね。

あっさりした身で柔らかいので、味噌漬けにしてよく売られているのですが、時間の関係上、今回は付け焼きにして食べることにしました。

ビニール袋に魚としょうゆ、みりん、赤ワイン(お酒のかわり)を加え、2時間ほどつけこんでおきます。

あとはデロンギオーブンにお任せ。今回はちょっと汁気がある焼き物なのでアルミホイルを下敷きにして天板にクッキングシートを敷き、魚を載せて180度に予熱したコンベクションモードで15分焼きました。

この手の魚は身が柔らかく、煮ても焼いてもひっくり返すのが大変。たいてい触ると身が崩れてしまいがち。
オーブン焼きはひっくり返す手間はなく、皮目はぱりっと熱風でしあがり、身はふっくらしていい仕上がりです。グリル調理では網に引っ付いたり漬け汁が焦げたりと火が強すぎる点があるのですが、コンベクション調理はそういう心配がなく、理想的に焼き上がりました。見た目もばっちりです。

皮はあめ色でぱりっとしていて、身くずれもせずに焼きすぎにならず、煙もでない。後片付けはアルミホイルごと敷き紙をポイで終了。天板を洗う必要もありません。


調味の点では、砂糖を入れないのもポイントかもしれません。下手に砂糖をくわえると焦げやすく、煙も匂いもしやすくなりますね。みりんとしょうゆをいいものを選んでおけば砂糖はかなり減らせます。無水鍋での魚の煮付けや付け焼きには基本的に砂糖を入れないほうが魚の味は引き立ちます。これも調味料に寄るのですが、安価な偽者だと砂糖を入れたくなってしまう味になります。
調味料の研究報告はまたの機会に・・・。

前回の塩焼きよりさらにこのオーブンのすばらしさを実感できましたね。ビタクラフトの鍋にしろ、このデロンギオーブンにしろ、なぜかこういう調理道具は海外ものがよく出来ているように思いますね。日本のものは平均点は海外モノより高いのですが、飛びぬけているものにまだ出会っていない。洗濯機や掃除機などの白物家電は日本の方が飛びぬけてすばらしいように思うのですが。。。

ただいまご飯鍋注文中なのですが、これはかなり期待の品なのでこれが国産第一号になってくれるといいのですが・・・。

この日の献立は、巻き寿司、マナカツオの付け焼き、モズクとレタスの酢の物、ジャガイモと玉ねぎの味噌汁でした。
巻き寿司も魚と一緒にもらったので、二日連続ですが寿司献立でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。