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メンズシャツ製作二日目。本日は印つけから。
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印つけというと、義務教育で習ったのは一番にチャコペーパー(複写紙)での印つけ。ルーラーで出来上がり線や合印を型紙の上からごろごろやってつけるやり方ですが、結構手間と時間がかかり面倒な作業です。
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ソーイングを本やテレビなどで独学していると、切りこみで印つけをする方が多いようです。型紙を縫い代つきにすると切り込みを合印に切り込みを入れておくだけで、仕上がり線は基本的につけない。ミシンで縫う時に縫い代の幅から出来上がり線を割り出すので、線をつける必要がないということ。
利点としては、手間がかからず、出来上がり印線に惑わされないこと。へたに出来上がり線をつけると、その線をなぞってミシンをかけるので、2枚重ねの場合ちょっとでもずれると非常に気になる。布を切るので途中でこすれて線が消えたということはないので、印はほぼ確実につく。
逆に切り印で縫うと出来上がり線とずれていても瞬時にはわかりにくく、出来上がりで誤差が出る可能性が高い。切り込みから布がほつれやすく、印によってはわかりにくいところもある。
長所短所は色々ですが、切り印で縫う方をマスターした方が早いし、ミシン技術があればきれいに仕上げやすいように思います。"縫い代付きパターン+切り印+ステッチ定規ソーイング"で作っていくのが最近の家庭ソーイングの主流のようですね。義務教育ではどうなっているんでしょうか。
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印つけの前に芯張り。
今回は、カフスと襟、台衿の3枚に必要です。芯地に型紙をのせて切り出し、布に張っておきます。
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糊つきの接着芯なので布と芯を重ねて、霧吹いて薄紙を載せてアイロンで押さえます。普段のアイロンがけのように布の上でアイロンを滑らせないことがポイントです。
芯地はその硬さで選択をいつも迷うところ。ちゃんとしたシャツを縫うのははじめてなので、触ってみても芯の硬さはどれを選べばよいかわからず、出たとこ勝負です。ワイシャツ用のものよりは柔らかく、普通より少し硬めのものを選びました。
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印付けは合印と型紙の角部分、前後中心や止め位置など重要線にいれ、襟ぐりや袖つけ部分だけは仕上がりの形に大きく影響するので、チャコで出来上がり線を入れました。教本の"男のシャツ本"に書かれていたので、一部チャコを取り入れることに。
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印つけが終わると、早速ミシンがけ開始。まずは前身ごろの前端と裾の始末から。
前端を三つ折りにして下前身頃はステッチをかけて止めます。
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上前身頃はしつけをかけて仮止め。前端の三つ折り部分の裾は縫い代を一部切り取って三つ折りにしてミシンがけにします。
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今回のシャツは布端の処理は基本的に三つ折り縫いで巻き込んでしまいます。ロックミシンをかけるやり方もありますが、私はロックミシンを持っていないし、ジグザグミシンは長期的には解けてくるので、手間がかかるものの出来るだけ巻き込んで作っています。教本でも巻き込みになっているので助かりました。
久しぶりのミシンがけで細い部分のステッチはちょっと緊張。
今回は自分向けではないので、まずは教本に忠実に作業をはしょらず、縫う前の織り上げなどアイロンがけはしっかりとかけ、見た目第一にステッチに細心の注意を払ってゆっくりと針を進めました。
ミシンがけの前の織り上げはとても重要ですね。いつもは裾処理では直接ミシンの上で折りながらステッチすることが多いのですが、教本はほとんどのところで事前にアイロン折りを指示しています。ちょっと手間がかかるのですが、仕上がりは断然きれいですね。ミシンもかけやすいので結局失敗が少ないし、あとで解くこともない分、たいていの部分でアイロン折りは必要な作業ですね。
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アイロン折り幅も出来上がり線ではない指示が多いので、自家製のアイロン定規を使って指示幅に忠実に折りました。
前身頃の始末ができたら、後ろ身頃のダーツ製作。最近の流行なのかメンズシャツに大きなダーツが入っているものがあるんですね。先日買ったダンナさんのちょっとお高いシャツにも腰部分にダーツがはいっていました。ウエストを絞った細身でビタッと体に合せて着るのがオシャレらしい。おなかが出た中年以降では着れない若者向けデザインですね。幸い食事管理を徹底しているので、しまった体ではないダンナさんでもなんとか細身シャツがまだ着れます。
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ダーツもちゃんとした縫い方があるのかも知れませんが、義務教育ではスカートのダーツレベルしか習わなかったので、自己流。ダーツ部分の布を半分に折ってダーツの両端と中心部分の印に向かって直線縫いをして出来上がりです。
二日目はここまで。次はヨークを作り、第一難関の衿製作、衿つけがあります。
その前にオプションでポケットをつけなければ。。。。
まだまだ先は長いです。
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印つけというと、義務教育で習ったのは一番にチャコペーパー(複写紙)での印つけ。ルーラーで出来上がり線や合印を型紙の上からごろごろやってつけるやり方ですが、結構手間と時間がかかり面倒な作業です。
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ソーイングを本やテレビなどで独学していると、切りこみで印つけをする方が多いようです。型紙を縫い代つきにすると切り込みを合印に切り込みを入れておくだけで、仕上がり線は基本的につけない。ミシンで縫う時に縫い代の幅から出来上がり線を割り出すので、線をつける必要がないということ。
利点としては、手間がかからず、出来上がり印線に惑わされないこと。へたに出来上がり線をつけると、その線をなぞってミシンをかけるので、2枚重ねの場合ちょっとでもずれると非常に気になる。布を切るので途中でこすれて線が消えたということはないので、印はほぼ確実につく。
逆に切り印で縫うと出来上がり線とずれていても瞬時にはわかりにくく、出来上がりで誤差が出る可能性が高い。切り込みから布がほつれやすく、印によってはわかりにくいところもある。
長所短所は色々ですが、切り印で縫う方をマスターした方が早いし、ミシン技術があればきれいに仕上げやすいように思います。"縫い代付きパターン+切り印+ステッチ定規ソーイング"で作っていくのが最近の家庭ソーイングの主流のようですね。義務教育ではどうなっているんでしょうか。
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印つけの前に芯張り。
今回は、カフスと襟、台衿の3枚に必要です。芯地に型紙をのせて切り出し、布に張っておきます。
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糊つきの接着芯なので布と芯を重ねて、霧吹いて薄紙を載せてアイロンで押さえます。普段のアイロンがけのように布の上でアイロンを滑らせないことがポイントです。
芯地はその硬さで選択をいつも迷うところ。ちゃんとしたシャツを縫うのははじめてなので、触ってみても芯の硬さはどれを選べばよいかわからず、出たとこ勝負です。ワイシャツ用のものよりは柔らかく、普通より少し硬めのものを選びました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/ef/91c1f549a00fe86c5a16e1d3ac6a7f5a_s.jpg)
印付けは合印と型紙の角部分、前後中心や止め位置など重要線にいれ、襟ぐりや袖つけ部分だけは仕上がりの形に大きく影響するので、チャコで出来上がり線を入れました。教本の"男のシャツ本"に書かれていたので、一部チャコを取り入れることに。
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印つけが終わると、早速ミシンがけ開始。まずは前身ごろの前端と裾の始末から。
前端を三つ折りにして下前身頃はステッチをかけて止めます。
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上前身頃はしつけをかけて仮止め。前端の三つ折り部分の裾は縫い代を一部切り取って三つ折りにしてミシンがけにします。
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今回のシャツは布端の処理は基本的に三つ折り縫いで巻き込んでしまいます。ロックミシンをかけるやり方もありますが、私はロックミシンを持っていないし、ジグザグミシンは長期的には解けてくるので、手間がかかるものの出来るだけ巻き込んで作っています。教本でも巻き込みになっているので助かりました。
久しぶりのミシンがけで細い部分のステッチはちょっと緊張。
今回は自分向けではないので、まずは教本に忠実に作業をはしょらず、縫う前の織り上げなどアイロンがけはしっかりとかけ、見た目第一にステッチに細心の注意を払ってゆっくりと針を進めました。
ミシンがけの前の織り上げはとても重要ですね。いつもは裾処理では直接ミシンの上で折りながらステッチすることが多いのですが、教本はほとんどのところで事前にアイロン折りを指示しています。ちょっと手間がかかるのですが、仕上がりは断然きれいですね。ミシンもかけやすいので結局失敗が少ないし、あとで解くこともない分、たいていの部分でアイロン折りは必要な作業ですね。
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アイロン折り幅も出来上がり線ではない指示が多いので、自家製のアイロン定規を使って指示幅に忠実に折りました。
前身頃の始末ができたら、後ろ身頃のダーツ製作。最近の流行なのかメンズシャツに大きなダーツが入っているものがあるんですね。先日買ったダンナさんのちょっとお高いシャツにも腰部分にダーツがはいっていました。ウエストを絞った細身でビタッと体に合せて着るのがオシャレらしい。おなかが出た中年以降では着れない若者向けデザインですね。幸い食事管理を徹底しているので、しまった体ではないダンナさんでもなんとか細身シャツがまだ着れます。
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ダーツもちゃんとした縫い方があるのかも知れませんが、義務教育ではスカートのダーツレベルしか習わなかったので、自己流。ダーツ部分の布を半分に折ってダーツの両端と中心部分の印に向かって直線縫いをして出来上がりです。
二日目はここまで。次はヨークを作り、第一難関の衿製作、衿つけがあります。
その前にオプションでポケットをつけなければ。。。。
まだまだ先は長いです。