最近、自分が"乳糖不耐症"になっていることがわかりました。
"乳糖不耐症"とは、牛乳に含まれる糖質である乳糖の消化酵素(ラクターゼ)の活性が弱いために、乳糖を消化できない状態で、症状としては、牛乳を飲んだ後に腹部膨満感や腹痛をおこしたり、おなかがごろごろ鳴ったり、下痢をおこしたりすると言われています。
私の場合、今まで牛乳を飲んで不快な症状が出たことはなかったのですが、夏あたりから急に腸内異常発酵状態が続いていました。つまり、お腹にモノをいれて腸が動き出すと、異常にガスが出る状態。
食事をいろいろ変えて試していましたが改善せず、何が原因かわからなかったのですが、ここ1か月ほど牛乳をやめてみて、やっとこの症状が幾分治まってきました。
完全に治ったわけではないので、食べ物の影響だけではなく、腸の器質的問題もあるのかもしれませんが。。。
"乳糖不耐症"は、先天性の人も日本人には多いらしいのですが、成人になってから特に高齢になってから発症する後天性の人もけっこういるみたい。子供のころは牛乳をよく飲んでいたけれど、大人になって飲まなくなると、酵素活性が失われてしまうらしい。私的にはここ数年、牛乳代わりに豆乳を飲んでいるものの、牛乳を飲まないわけでもなく、料理にも使っています。
ちょうど夏ごろから、豆乳を全くやめていて逆に牛乳をよく飲んでいたように思います。帰国してから、ほとんど肉類を食べない生活をしているので、少々タンパク質不足になり、栄養摂取のため牛乳に切り替えたのですが、今度は体が受け付けなくなっているようですね。肉類を食べないようにすると、やはり徐々に体が変わってくるのがわかりますね。それとも老化しているんでしょうか。。。
牛乳だけでなく、最近は肉を夕食にある程度食べると深夜に体温が上がりすぎる傾向が。寝汗びっしょりで大変です。肉は代謝熱が高いことは知っていましたが、最近は実感できるようになりました。肉の力はすごいです。
ちょうど豆乳を使ったレシピコンテストもあり、10日間連続した旦那さんのお弁当不要ウィークも最終日となった今朝に、豆乳を使ったコーンブレッドを作ってみることにしました。せっかく牛乳代わりに豆乳を使うので、思い切って卵や乳製品不要の完全ベジタリアンスタイル、つまりビーガン仕様で作ってみることにしました。
ビーガン仕様で最も問題になるのが、卵の代用。栄養的には卵の代用は簡単なのですが、膨らみや食感など構造的に関与する部分を代用させるのは意外に難しい。乳製品で代用することが多いのですが、今回は乳製品もだめとなると、かなり知恵を絞りました。
御用達料理書のビーガン仕様コーンブレッドは"フラックスシード"を使って卵の代用としていました。"フラックスシード"は亜麻の実のことで、オメガ3脂肪酸やリグナン、食物繊維が豊富に含まれている健康食品。一時、某テレビ番組で紹介して日本でも知られるようになりましたが、一般の店頭では手に入らない一品。ビーガン仕様ではよくつかわれる代用品らしいのですが、さらにこの代用となるようなものを考えることにしました。
栄養的にはゴマが近いようなのですが、ゴマでは卵のようにふくらみに寄与しないように思うので却下。レシピではフラックスシードを煮て生地に加えるので、ここからヒントを得て、ご飯を入れてみることに。
以前、ライス食パンなるものを作った際、ご飯を練り込むことで驚きの柔らかさがでました。これを思い出して、試してみることに。
まず、ご飯と水を混ぜて電子レンジで加熱し、ご飯がふやかします。
ハンドミキサーで粥状につぶします。ライス食パンのときはご飯をふやかしただけで加えたのですが、粒が残っている場合があったので、粥状につぶして生地に練り込みやすくしました。
あとは、いつものノーススタイルのコーンブレッドと作り方は同じ。
ボウルに小麦粉とコーンミール、砂糖、塩、ベーキングパウダー、重曹を加えて混ぜ合わせておきます。
別容器に豆乳と植物油、酢を加えて混ぜ合わせておきます。
粉類のボウルに粥状のご飯と豆乳液を加えてゴムべらで全体をなじませるように混ぜて生地は完成。あまり混ぜすぎないようにするのがポイントです。
酢が入っているので、ベーキングパウダーや重曹とすぐに反応が始まってしまうので、生地ができたらすぐに型に流し込んで焼き始めます。
今回は15cmのセルクル型にオーブンペーパーを敷いて四角いクラシックスタイルにしました。
180度に予熱したオーブンに入れて15分程度焼き、倍くらいに膨らんで表面がカリッとして、焦げ色がついたら焼き上がりです。爪楊枝を生地の中央部に刺して何もついて来なければO.K.です。
ノースコーンブレッドの倍量のベーキングパウダーを加えているものの、卵を加えていないので、膨らみの悪さを気にしていたのですが、意外によく膨らみました。サウススタイルより膨らんでいた感じです。ご飯の影響もあるのでしょうか。
型から出して、網の上で荒熱をとり、お決まりの四角形に切りだして温かいうちに食べました。冷めてもラップに包んで電子レンジで30秒ほど温めれば、外側のカリッと感に欠けるものの、ふわふわ感はもどります。
ベーキングパウダー増量で問題になるのが、食感のぼそぼそさですが、これはご飯のおかげでかなりもっちりふっくら感が保てていました。冷めてもぼそっとしないので、ご飯を練り込んだのは正解ですね。
もちろん、見た目も味にもご飯の存在は感じませんし、豆乳を使っていますが、豆臭さも出ないので、豆乳が苦手でも大丈夫ですね。
30分程度で簡単にできるので、やはりコーンブレッドは朝食にお勧めです。
このコーンブレッドを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
ビーガン・コーンブレッド。 by PCWP
ビーガン仕様にこだわらない方はこちらでもどうぞ↓
ノース・コーンブレッド。 by PCWP
サウス・ライトコーンブレッド by PCWP
"乳糖不耐症"とは、牛乳に含まれる糖質である乳糖の消化酵素(ラクターゼ)の活性が弱いために、乳糖を消化できない状態で、症状としては、牛乳を飲んだ後に腹部膨満感や腹痛をおこしたり、おなかがごろごろ鳴ったり、下痢をおこしたりすると言われています。
私の場合、今まで牛乳を飲んで不快な症状が出たことはなかったのですが、夏あたりから急に腸内異常発酵状態が続いていました。つまり、お腹にモノをいれて腸が動き出すと、異常にガスが出る状態。
食事をいろいろ変えて試していましたが改善せず、何が原因かわからなかったのですが、ここ1か月ほど牛乳をやめてみて、やっとこの症状が幾分治まってきました。
完全に治ったわけではないので、食べ物の影響だけではなく、腸の器質的問題もあるのかもしれませんが。。。
"乳糖不耐症"は、先天性の人も日本人には多いらしいのですが、成人になってから特に高齢になってから発症する後天性の人もけっこういるみたい。子供のころは牛乳をよく飲んでいたけれど、大人になって飲まなくなると、酵素活性が失われてしまうらしい。私的にはここ数年、牛乳代わりに豆乳を飲んでいるものの、牛乳を飲まないわけでもなく、料理にも使っています。
ちょうど夏ごろから、豆乳を全くやめていて逆に牛乳をよく飲んでいたように思います。帰国してから、ほとんど肉類を食べない生活をしているので、少々タンパク質不足になり、栄養摂取のため牛乳に切り替えたのですが、今度は体が受け付けなくなっているようですね。肉類を食べないようにすると、やはり徐々に体が変わってくるのがわかりますね。それとも老化しているんでしょうか。。。
牛乳だけでなく、最近は肉を夕食にある程度食べると深夜に体温が上がりすぎる傾向が。寝汗びっしょりで大変です。肉は代謝熱が高いことは知っていましたが、最近は実感できるようになりました。肉の力はすごいです。
ちょうど豆乳を使ったレシピコンテストもあり、10日間連続した旦那さんのお弁当不要ウィークも最終日となった今朝に、豆乳を使ったコーンブレッドを作ってみることにしました。せっかく牛乳代わりに豆乳を使うので、思い切って卵や乳製品不要の完全ベジタリアンスタイル、つまりビーガン仕様で作ってみることにしました。
ビーガン仕様で最も問題になるのが、卵の代用。栄養的には卵の代用は簡単なのですが、膨らみや食感など構造的に関与する部分を代用させるのは意外に難しい。乳製品で代用することが多いのですが、今回は乳製品もだめとなると、かなり知恵を絞りました。
御用達料理書のビーガン仕様コーンブレッドは"フラックスシード"を使って卵の代用としていました。"フラックスシード"は亜麻の実のことで、オメガ3脂肪酸やリグナン、食物繊維が豊富に含まれている健康食品。一時、某テレビ番組で紹介して日本でも知られるようになりましたが、一般の店頭では手に入らない一品。ビーガン仕様ではよくつかわれる代用品らしいのですが、さらにこの代用となるようなものを考えることにしました。
栄養的にはゴマが近いようなのですが、ゴマでは卵のようにふくらみに寄与しないように思うので却下。レシピではフラックスシードを煮て生地に加えるので、ここからヒントを得て、ご飯を入れてみることに。
以前、ライス食パンなるものを作った際、ご飯を練り込むことで驚きの柔らかさがでました。これを思い出して、試してみることに。
まず、ご飯と水を混ぜて電子レンジで加熱し、ご飯がふやかします。
ハンドミキサーで粥状につぶします。ライス食パンのときはご飯をふやかしただけで加えたのですが、粒が残っている場合があったので、粥状につぶして生地に練り込みやすくしました。
あとは、いつものノーススタイルのコーンブレッドと作り方は同じ。
ボウルに小麦粉とコーンミール、砂糖、塩、ベーキングパウダー、重曹を加えて混ぜ合わせておきます。
別容器に豆乳と植物油、酢を加えて混ぜ合わせておきます。
粉類のボウルに粥状のご飯と豆乳液を加えてゴムべらで全体をなじませるように混ぜて生地は完成。あまり混ぜすぎないようにするのがポイントです。
酢が入っているので、ベーキングパウダーや重曹とすぐに反応が始まってしまうので、生地ができたらすぐに型に流し込んで焼き始めます。
今回は15cmのセルクル型にオーブンペーパーを敷いて四角いクラシックスタイルにしました。
180度に予熱したオーブンに入れて15分程度焼き、倍くらいに膨らんで表面がカリッとして、焦げ色がついたら焼き上がりです。爪楊枝を生地の中央部に刺して何もついて来なければO.K.です。
ノースコーンブレッドの倍量のベーキングパウダーを加えているものの、卵を加えていないので、膨らみの悪さを気にしていたのですが、意外によく膨らみました。サウススタイルより膨らんでいた感じです。ご飯の影響もあるのでしょうか。
型から出して、網の上で荒熱をとり、お決まりの四角形に切りだして温かいうちに食べました。冷めてもラップに包んで電子レンジで30秒ほど温めれば、外側のカリッと感に欠けるものの、ふわふわ感はもどります。
ベーキングパウダー増量で問題になるのが、食感のぼそぼそさですが、これはご飯のおかげでかなりもっちりふっくら感が保てていました。冷めてもぼそっとしないので、ご飯を練り込んだのは正解ですね。
もちろん、見た目も味にもご飯の存在は感じませんし、豆乳を使っていますが、豆臭さも出ないので、豆乳が苦手でも大丈夫ですね。
30分程度で簡単にできるので、やはりコーンブレッドは朝食にお勧めです。
このコーンブレッドを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
ビーガン・コーンブレッド。 by PCWP
ビーガン仕様にこだわらない方はこちらでもどうぞ↓
ノース・コーンブレッド。 by PCWP
サウス・ライトコーンブレッド by PCWP