Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

月餅クッキー。

2010-08-20 09:22:12 | 料理
お盆休み終盤。
外出予定はあと1件。
ダンナさんも仕事準備を開始。私も来週から仕事再開です。

料理の方もお盆休みを含めてほぼ1週間、ほとんど自炊していなかったので、買出しだけでも大変です。

最終外出予定先は3日前にも行った実家。
手土産製作がお盆休み明けの料理修行第1弾となりました。

お題は以前から作りたかった月餅。
先日の東京旅行で型が手に入らず、レシピだけは中華料理のプロ本を買って入手したものの、ひどい暑さと生地を寝かせる時間が必要なこともあり、省力化することに。

ちょうどもらい物のクッキーMixがあったので、これを使って生地を作ってみました。

<材料> (12個分)
 クッキーMix粉  200g
 バター     80g
 卵黄      2個     
 くるみ     カップ1/4
 レーズン    カップ1/4
 ラム酒     大さじ1


先ずはフィリング作りから。
器に荒微塵切りにしたクルミとレーズン、ラム酒を加え、全体を混ぜ合わせ、マリネしておきます。時間をできるだけ置いた方が味がなじます。

フィリングを寝かせている間に生地を作ります。
ボウルに室温で柔らかくしたバターを加え、泡だて器で軽く練り、クリーム状にします。

卵黄を加えて混ぜ合わせ、クッキーMix粉を加え、ゴムベラで全体を混ぜ合わせます。

しっとりと少しまとまってきたら、ラップの上に混合物をのせ、パイ生地をまとめるように、ラップで包みながら押しまとめます。

生地を2つに分割し、それぞれを大きめに切ったラップ2枚の間に挟み直して、麺棒で3mm厚程度に伸ばします。

包丁で1シートにつき12枚の角状に切り分けます。

月餅の型はないので、ミニマフィン天板を使います。
型はテフロンコーティングされているので下塗りの油不要。

カップに切り分けた生地を貼り付けるように、各マフィンカップに1枚ずつ敷き込みます。

フィリングを詰めて、さらに残りの生地を上から被せて、蓋をします。
この日も35度を超える猛暑。
基本的にはクッキーやパイを作るには不適当な温度で、冷やしていても、作業を始めると生地はすぐにだれてしまいます。
でも成形は手で型に生地を貼り付ければよいので、べたつくものの、生地が柔らかくても大丈夫。
バターが液状になるほどの温度ではないので、まだ何とかなりました。

冷蔵庫に入れて数時間冷やして固めます。
このまま一晩置いておけるので、前日に作りおきすることもできます。

180度に予熱したオーブンに入れて15分ほど焼きます。
コンガリと焼き色がつけばO.K.。

天板のまま荒熱をとり、竹串で型から取り出して、網の上で完全に冷まして完成。

マフィン型に模様がついていればもっと月餅らしくなりましたが、今回はかなりシンプルなロケット型の一口サイズの月餅クッキーになりました。

味の方は、ふんわりさくっとしていて、なかなか美味。
レーズンとナッツがぎっしり入っていて、クッキー食べ応えもありました。
本来の月餅のような粘りのある生地ではないですが、甘さも控えめで油っぽくなく、この暑さでも食べやすいパワーフィンガーフードになりました。

もう少し涼しくなれば、本来の月餅を作ってみようと思います。

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コメント
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