今週は課題がなかったため、自由製作。
以前に購入したピタパンが中途半端に残っているので、これを使って夕食の献立を作成することに。
ピタパンは薄焼きパンでもともとちょっと固めのものでしたが、冷蔵庫で保管していたため、さらに固くなっていてその食感を逆手にとってスープの具材にすることのしました。
ということで、トルティーヤスープを作ってみることにしました。
"トルティーヤ・スープ"はメキシコ料理のスープで、ベースはトマトと鶏で比較的シンプル。その分、トッピングとしてアボガドやチーズ、揚げたトルティーヤチップをたっぷりのせて食べるのが特徴で、どちらかというと食べるスープ系。
シンプルといっても本格的に作るとかなり時間のかかる代物で、御用達書ではこれを合理化して1時間以内に作るというレシピに仕立てていました。
材料もメキシコの特異的食材をいくつか使って作るので、とても近所のスーパーで手に入るものではないのですが、これも代用して作るように改善されていて、これをさらに我が家の近所で手に入る食材で作り変えて作ってみました。
まずはスープ作りから。
鍋に鶏胸肉と鶏スープ、ざく切りの玉ねぎ、コリアンダー、塩を加えて軽く煮込みます。
今回は前日の夕食用に作った茹で鶏が残っていたので、その茹で汁をスープとして、胸肉は加熱済みなのでそのままスープに加えて暖める程度に煮込みました。
御用達書では鶏の骨付き肉を市販の鶏スープで20分程度ゆでることになっていました。風味付けとして"エパゾーテ"というメキシコ系ハーブを使うのですが、この代用としてコリアンダーとオレガノを混ぜて使うことを推奨しているので、手元にあったコリアンダーの粉末を加えてみました。
鶏肉が柔らかく温まったら鶏肉を取り出し、細かく裂いておきます。胸肉を使っている場合包丁で押し切るようにすると裂けたように簡単に砕けます。
フードプロセッサーにざく切りのトマトと玉ねぎを加えて、ピュレ状に滑らかに潰します。
本来は他にチポトーレチリというメキシコ食材を加えるのですが、日本では見かけたことがほとんどないので、今回は加えずに次の手順で加えたチリパウダーで代用することに。
フライパンに油を少々加えて加熱し、野菜のピュレと塩、チリパウダー、にんにくパウダー、カイエンヌペッパーを加えてじっくりと5分ほど炒めます。
ピュレを炒めるのが、今回の味のポイントで短時間で独特のメキシコスープの風味を引き出すために油で炒めてコクとうまみを濃縮させます。ただし水分が元々少ないので、焦げつかないようにかつ香ばしい焼き色がつくように炒めていきます。
炒めたピュレをスープに加えて溶き伸ばします。裂いた鶏肉と塩を加えて調味して15分ほど弱火で煮込んで風味をなじませます。
ここでカイエンヌペッパーで好みの辛さに調整します。
メキシコ料理には"チリ"という唐辛子を使った料理が多く、赤唐辛子よりもハラペーニョなどのという青唐辛子を使う場合が多いですね。今回も御用達書は辛味用にはハラペーニョを使っていますが、辛味の好みで削除してもよく、今回はカイエンヌペッパーを少量つかってスープにパンチを出すことに。
ロサンゼルスでもさまざまな色のチリがうられていて、黄色や赤、緑といった色鮮やかな甘そうなさくらんぼ型の小粒のチリがどこのスーパーでも売られていました。見た目とは違って食べると恐ろしく辛いものなんですが。。。
スープを煮込んでいる間に、浮き実を作ります。
ピタパンを2cm幅くらいの細長い短冊状に切り分けます。
表面に油を塗って、トースターでカリっと 色づくまで焼きます。
アボガドは半割りにして種をとり、スプーンで大きく中身をすくって取り出し、包丁で角切りにします。レモン汁か酢を少しまぶしておくと変色が防げます。
スライスチーズを細切りにしておきます。御用達書ではコティージャチーズを使っていますが、スライスチーズで代用。
煮込んだスープを器に盛り、トーストしたピタパン、アボガド、チーズを加えて完成。
スープは程よく辛味が利いていて、トマトの酸味と濃い目の鶏スープでダシが利いていて非常に美味。見た目はトマトスープ的なのですが、とろみは少なく、油っぽくもないさっぱりとした仕上がりなので、意外と夏向きかも。
ピタパンも食べ始めはかりっとして、食べ終わりになると、スープを吸って柔らかくなり、さまざまな食感を楽しめました。
代用食材が多いので、ライトなメキシコ風でしたが、想像以上においしかったので、定番スープにしたいですね。次回ロサンゼルスに行った際にはチポトーレ缶を調達してこようと思います。
この日の献立は、いわしの豆腐ロール、トルティーヤスープ、フルーツサラダでした。
このトルティーヤスープを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
トルティーヤ・スープ。 by PCWP
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以前に購入したピタパンが中途半端に残っているので、これを使って夕食の献立を作成することに。
ピタパンは薄焼きパンでもともとちょっと固めのものでしたが、冷蔵庫で保管していたため、さらに固くなっていてその食感を逆手にとってスープの具材にすることのしました。
ということで、トルティーヤスープを作ってみることにしました。
"トルティーヤ・スープ"はメキシコ料理のスープで、ベースはトマトと鶏で比較的シンプル。その分、トッピングとしてアボガドやチーズ、揚げたトルティーヤチップをたっぷりのせて食べるのが特徴で、どちらかというと食べるスープ系。
シンプルといっても本格的に作るとかなり時間のかかる代物で、御用達書ではこれを合理化して1時間以内に作るというレシピに仕立てていました。
材料もメキシコの特異的食材をいくつか使って作るので、とても近所のスーパーで手に入るものではないのですが、これも代用して作るように改善されていて、これをさらに我が家の近所で手に入る食材で作り変えて作ってみました。
まずはスープ作りから。
鍋に鶏胸肉と鶏スープ、ざく切りの玉ねぎ、コリアンダー、塩を加えて軽く煮込みます。
今回は前日の夕食用に作った茹で鶏が残っていたので、その茹で汁をスープとして、胸肉は加熱済みなのでそのままスープに加えて暖める程度に煮込みました。
御用達書では鶏の骨付き肉を市販の鶏スープで20分程度ゆでることになっていました。風味付けとして"エパゾーテ"というメキシコ系ハーブを使うのですが、この代用としてコリアンダーとオレガノを混ぜて使うことを推奨しているので、手元にあったコリアンダーの粉末を加えてみました。
鶏肉が柔らかく温まったら鶏肉を取り出し、細かく裂いておきます。胸肉を使っている場合包丁で押し切るようにすると裂けたように簡単に砕けます。
フードプロセッサーにざく切りのトマトと玉ねぎを加えて、ピュレ状に滑らかに潰します。
本来は他にチポトーレチリというメキシコ食材を加えるのですが、日本では見かけたことがほとんどないので、今回は加えずに次の手順で加えたチリパウダーで代用することに。
フライパンに油を少々加えて加熱し、野菜のピュレと塩、チリパウダー、にんにくパウダー、カイエンヌペッパーを加えてじっくりと5分ほど炒めます。
ピュレを炒めるのが、今回の味のポイントで短時間で独特のメキシコスープの風味を引き出すために油で炒めてコクとうまみを濃縮させます。ただし水分が元々少ないので、焦げつかないようにかつ香ばしい焼き色がつくように炒めていきます。
炒めたピュレをスープに加えて溶き伸ばします。裂いた鶏肉と塩を加えて調味して15分ほど弱火で煮込んで風味をなじませます。
ここでカイエンヌペッパーで好みの辛さに調整します。
メキシコ料理には"チリ"という唐辛子を使った料理が多く、赤唐辛子よりもハラペーニョなどのという青唐辛子を使う場合が多いですね。今回も御用達書は辛味用にはハラペーニョを使っていますが、辛味の好みで削除してもよく、今回はカイエンヌペッパーを少量つかってスープにパンチを出すことに。
ロサンゼルスでもさまざまな色のチリがうられていて、黄色や赤、緑といった色鮮やかな甘そうなさくらんぼ型の小粒のチリがどこのスーパーでも売られていました。見た目とは違って食べると恐ろしく辛いものなんですが。。。
スープを煮込んでいる間に、浮き実を作ります。
ピタパンを2cm幅くらいの細長い短冊状に切り分けます。
表面に油を塗って、トースターでカリっと 色づくまで焼きます。
アボガドは半割りにして種をとり、スプーンで大きく中身をすくって取り出し、包丁で角切りにします。レモン汁か酢を少しまぶしておくと変色が防げます。
スライスチーズを細切りにしておきます。御用達書ではコティージャチーズを使っていますが、スライスチーズで代用。
煮込んだスープを器に盛り、トーストしたピタパン、アボガド、チーズを加えて完成。
スープは程よく辛味が利いていて、トマトの酸味と濃い目の鶏スープでダシが利いていて非常に美味。見た目はトマトスープ的なのですが、とろみは少なく、油っぽくもないさっぱりとした仕上がりなので、意外と夏向きかも。
ピタパンも食べ始めはかりっとして、食べ終わりになると、スープを吸って柔らかくなり、さまざまな食感を楽しめました。
代用食材が多いので、ライトなメキシコ風でしたが、想像以上においしかったので、定番スープにしたいですね。次回ロサンゼルスに行った際にはチポトーレ缶を調達してこようと思います。
この日の献立は、いわしの豆腐ロール、トルティーヤスープ、フルーツサラダでした。
このトルティーヤスープを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
トルティーヤ・スープ。 by PCWP
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