最近はネットレシピもワールドワイズになってきて、アメリカばかりでなく、イギリス方面にも進出。
昨年、イギリスへ行って本屋にこもって以来、世界的に売られている料理雑誌のネットサイトを見ることが増えました。
ということで、今回はイギリスの"BBC Good Food"(以後、"BBC"と略。)が出しているレシピを試してみることにしました。
アメリカと同様なかなか日本で全く同じ材料、同じ手法で作ることができないのですが、そこは臨機応変に変えながら、全体の味の傾向をつかみ、このサイトが我が家の口に合うかをテストしてみました。
作ってみたのは、"ポレンタとチーズのスタックス。"
スタックスとは"山"と言う意味で、こんもりと盛られた状態を指す言葉。
BBCのレシピではチーズはヤギチーズを使っていて、日本でも比較的手に入りやすいのですが、値段は少々高め。味も私的にはあまり好みではないため、普通のプロセスチーズを使って作りました。
先ずはポレンタ作りから。
鍋にスープ・ストックを沸騰させて、ポレンタを加えてかき混ぜながらダマにならないように5分程度加熱します。
BBCではストックとして野菜スープを使っていますが、この日の夕食用に作ったアイスバイン(ハムの骨付きアラ)のスープを一部転用。
ポレンタはトウモロコシの粉で、オートミールのように水炊きにして粥状にします。
そのまま固めて焼いて付け合せにしたり、粥状のまま朝食として食べられています。
ポレンタも粒の粗さやインスタント系など種類が様々で日本で手に入るのは数種類ですが、今回はイタリア製の荒めのポレンタを使いました。
水気を吸い込んだポレンタにバター、パルメザンチーズ、茹でたほうれん草、ナツメグ、塩を加えてかき混ぜて、火から下ろします。
ラップを大きめに切り取り、荒熱が取れたポレンタをのせて、チーズを中央に埋め込み、茶巾絞りの要領で丸く包み込みます。
そのまま室温で冷まして固めます。
急ぐ場合は冷蔵庫へ。
その間に野菜の準備をします。
きゅうり、赤玉ねぎ、大根を一口大の小さめの角切りにしておきます。
切った野菜にオリーブ油と塩、にんにく、ローズマリー、タイムを振りかけてマリネしておきます。
BBCでは野菜はズッキーニ、ビーツ、シャロットなど日本では常時手に入らない野菜なので、手元にある野菜で彩りのよいもので代用。
フライパンを加熱してマリネした野菜を軽く炒めて端に寄せ、固まったポレンタをラップから取り出してフライパン中央部に置き、200度に予熱したオーブンに入れてポレンタの外側はカリッと、内部のチーズが柔らかくなるまで15分加熱します。
BBCではポレンタはオーブンにいれずにフライパンでソテーにするのですが、野菜をオーブン焼きにするついでにポレンタもオーブンで焼くことで型崩れを防ぎ、外側をカリッと焼きあげられます。
その間に器にラム酒、オリーブ油、バルサミコ酢、蜂蜜、醤油を加えて混ぜ合わせておきます。
BBCでは酒はマデラ酒を使っていますが、出来るだけ風味の強いもので甘みと合うものということで、今回はラム酒で代用。
焼いたポレンタを皿に移し、野菜を周りに散らして盛り付けます。
空になった熱いフライパンに合わせ調味料を加えて、フライパンのおこげをこすり、予熱でアルコール分を飛ばし、とろみをつけます。
盛り付けたポレンタの上にソースを掛けて完成。
材料は代用したものが多いものの、見た目はレシピ写真とほぼ同じ仕上がりになりました。
味の方は、ソースは甘めで、ポレンタとチーズの軽い塩味とよく合っていて美味。
付け合せや粥として食べるよりも食べ応えもあり、見た目も華やかでおもてなしにも使えそうです。
スープを野菜にすれば、ベジ仕様にもなりますね。
イギリス料理は田舎風なものが多いですが、味はアメリカンよりもヘルシー系かもしれませんね。他にもジャガイモ料理などを順次試してみたいです。
この日の献立は、ポーチドサーモン、ポレンタとチーズのスタックス、アイスバインとキャベツの煮込み、グレープフルーツと白菜のサラダでした。
このスタックスを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
ポレンタ・スタックス by PCWP
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昨年、イギリスへ行って本屋にこもって以来、世界的に売られている料理雑誌のネットサイトを見ることが増えました。
ということで、今回はイギリスの"BBC Good Food"(以後、"BBC"と略。)が出しているレシピを試してみることにしました。
アメリカと同様なかなか日本で全く同じ材料、同じ手法で作ることができないのですが、そこは臨機応変に変えながら、全体の味の傾向をつかみ、このサイトが我が家の口に合うかをテストしてみました。
作ってみたのは、"ポレンタとチーズのスタックス。"
スタックスとは"山"と言う意味で、こんもりと盛られた状態を指す言葉。
BBCのレシピではチーズはヤギチーズを使っていて、日本でも比較的手に入りやすいのですが、値段は少々高め。味も私的にはあまり好みではないため、普通のプロセスチーズを使って作りました。
先ずはポレンタ作りから。
鍋にスープ・ストックを沸騰させて、ポレンタを加えてかき混ぜながらダマにならないように5分程度加熱します。
BBCではストックとして野菜スープを使っていますが、この日の夕食用に作ったアイスバイン(ハムの骨付きアラ)のスープを一部転用。
ポレンタはトウモロコシの粉で、オートミールのように水炊きにして粥状にします。
そのまま固めて焼いて付け合せにしたり、粥状のまま朝食として食べられています。
ポレンタも粒の粗さやインスタント系など種類が様々で日本で手に入るのは数種類ですが、今回はイタリア製の荒めのポレンタを使いました。
水気を吸い込んだポレンタにバター、パルメザンチーズ、茹でたほうれん草、ナツメグ、塩を加えてかき混ぜて、火から下ろします。
ラップを大きめに切り取り、荒熱が取れたポレンタをのせて、チーズを中央に埋め込み、茶巾絞りの要領で丸く包み込みます。
そのまま室温で冷まして固めます。
急ぐ場合は冷蔵庫へ。
その間に野菜の準備をします。
きゅうり、赤玉ねぎ、大根を一口大の小さめの角切りにしておきます。
切った野菜にオリーブ油と塩、にんにく、ローズマリー、タイムを振りかけてマリネしておきます。
BBCでは野菜はズッキーニ、ビーツ、シャロットなど日本では常時手に入らない野菜なので、手元にある野菜で彩りのよいもので代用。
フライパンを加熱してマリネした野菜を軽く炒めて端に寄せ、固まったポレンタをラップから取り出してフライパン中央部に置き、200度に予熱したオーブンに入れてポレンタの外側はカリッと、内部のチーズが柔らかくなるまで15分加熱します。
BBCではポレンタはオーブンにいれずにフライパンでソテーにするのですが、野菜をオーブン焼きにするついでにポレンタもオーブンで焼くことで型崩れを防ぎ、外側をカリッと焼きあげられます。
その間に器にラム酒、オリーブ油、バルサミコ酢、蜂蜜、醤油を加えて混ぜ合わせておきます。
BBCでは酒はマデラ酒を使っていますが、出来るだけ風味の強いもので甘みと合うものということで、今回はラム酒で代用。
焼いたポレンタを皿に移し、野菜を周りに散らして盛り付けます。
空になった熱いフライパンに合わせ調味料を加えて、フライパンのおこげをこすり、予熱でアルコール分を飛ばし、とろみをつけます。
盛り付けたポレンタの上にソースを掛けて完成。
材料は代用したものが多いものの、見た目はレシピ写真とほぼ同じ仕上がりになりました。
味の方は、ソースは甘めで、ポレンタとチーズの軽い塩味とよく合っていて美味。
付け合せや粥として食べるよりも食べ応えもあり、見た目も華やかでおもてなしにも使えそうです。
スープを野菜にすれば、ベジ仕様にもなりますね。
イギリス料理は田舎風なものが多いですが、味はアメリカンよりもヘルシー系かもしれませんね。他にもジャガイモ料理などを順次試してみたいです。
この日の献立は、ポーチドサーモン、ポレンタとチーズのスタックス、アイスバインとキャベツの煮込み、グレープフルーツと白菜のサラダでした。
このスタックスを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
ポレンタ・スタックス by PCWP
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