今朝の奈良市の最低気温は14.9℃、昼の最高気温は29.5℃、五條市の朝の最低気温は12.1℃、昼の最高気温は29.4℃でした。今日は朝からよく晴れて気温が上がりましたが、まさか30℃直前まで上がっていくとは思いませんでした。道理で昼間はやたらと暑かったわけです。まだ4月も中旬を越えたところ、平地はともかく山中ではまだ桜も咲いているというのにこの気温とは。一ヶ月前の3月19日など、最高気温が10℃を割っていて雪が降っていたというのに、あまりの激変に開いた口が塞がらない感じですね。一方昨日までの天気予報では明日は雨だったように思うのですが、今改めて観てみると雨の傘マークが無くなっていました。明日も今日ほどではなさそうですが、暑い1日になりそうです。
さて、滋賀県議会の共産党議員が議会本会議にて、陸上自衛隊とアメリカ陸軍とが行う実動訓練を「人殺しの訓練」、「人殺しのための訓練」と揶揄したことについて、共産党県議団の節木代表が「不適切な発言だった。おわびしたい」と謝罪しました。
ことは3月19日のこと、琵琶湖西北岸にある高島市の陸自饗庭野演習場での陸自と米軍による実弾射撃訓練に対し、その中止を求める意見書提出に関する請願の討論が議会で行われた際に共産党の中山議員が発言したものです。これに対し県自衛隊家族会が、「自衛隊員に対する侮辱に他ならず、自衛隊員という職業に対する差別にもつながりかねないものであり、強く憤りを覚える」「県議会で厳正に対処を」とした申し入れ書を有村議長宛てに提出していました。今回の共産党県議団による詫び入れは、この申し入れ書に対する党としての返答ということなのでしょう。
当の中山議員は68歳、元中学校教師という前歴を持っているところからしても、かつて日教組系教師が子どもたちに公言して憚らなかったり自衛隊員の子弟にあからさまな差別行為に及んだりしていた時代の意識のまま、今日を迎えていたのでしょうね。まさに老害の典型というより無いですが、議員自ら家族会に頭を下げるのかどうか。表向きはどうあれ、内心では「間違ったことは言ってないこの人殺し共!」くらいは毒づいているんだろうなと想像しますが、それはそれとしても、あの共産党が公式に謝罪したことには正直驚かされましたね。いつの間にか時代は大きく変わっていたようです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます