かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

久しぶりに『金縛り』を体験しました。

2007-04-20 23:21:48 | 夢、易占
 昨夜、というより今日未明になると思われますが、久々、実に久々に『金縛り』を体験いたしました。何年ぶりになるでしょうか。あまりに久しぶりすぎて、前がいつだったのかさっぱり記憶もない有様なのですが、なかなかどうして、久々の『金縛り』は新鮮で興味深いものでした。ただ、今回遭遇した金縛りは、かつて経験した身体が完全に石の様になって、動くようにと必死に念じる意思に対してまるで反応しない、という類のものではなく、まるで大揺れする船底かジェットコースターに閉じ込められたように全身がぐらぐらと揺れ動くような感覚に囚われ、それでいて身体はやっぱり思うように動かない、という類のかなり動的でダイナミックな『金縛り』でした。『幽体離脱』というのも、ちょうどこんな感覚なのかな? などと思いましたが、かつて経験したときほど恐怖はありませんでした。それよりも『金縛り』とは、身体が寝て脳が起きている状態、と言うことを理解し、冷静に考えたりしておりました。なかなかに得がたい体験だったのでなるべく引き伸ばそうと努力してみたのですが、やはりと言うか残念と言うか、いつの間にか眠りに落ちてしまい、途中からは『金縛り』なのか『夢』なのか判らなくなっておりました。何とか今一度あの感覚を経験し、吟味してみたいものと願っているのですが、果たしてそう望むように体験できるかどうかはかなり怪しいと見込まれます。なんといっても、昨日の夜はなぜかなかなか眠ることができず、転々と布団の中で不眠の身を持て余していたのですが、そのせいか今日はどうも寝不足が意識されて、昼の間はそれでも覚醒の度合いは高かったのですが、夕方以降はその勢いも大分削がれて、気を抜くと眠りの縁を滑り落ちてしまいそうな気がします。これではいくら望んでも、今夜は『金縛り』など無縁の熟睡しか味わえそうにないようです。まあそれはそれでありがたいことなのですが、ちょっともったいない、と言う贅沢な悩みを抱えているのです。
 ちなみに眠りに落ちる寸前に見たと記憶している夢は、かなりショッキングな内容でした。その衝撃で私は自分が異常な金縛り状態から正常な眠りの夢に移行した、と自覚した(もちろん夢の中で)ほどのものでした。と言うことは覚えているのですが、ではどんな夢を見たのか、は大分記憶が薄れてしまっています。見ず知らずの少年がロケット製作実験に失敗し、目の前で焼け死んでしまうという夢なのですが、どうも幾つかの夢の記憶がごっちゃになっているようではっきりしないのです。『金縛り』から夢まで、記憶としては一貫して連続的につながっているかのように感じるのですが、多分それぞれ時間も離れた独立した記憶であり、不眠の末に訪れた浅い眠りがもたらした断片的な夢が重なり合っているだけなのかも、と今では思います。さて、次に『金縛り』を体験できるのはいつになるでしょうね。しばらくはそれを楽しみに毎夜眠りにつきたいと思います。


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