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かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

医療費負担問題を取り上げるのは良いことだと思いますが、そのためにごく僅かな難病のヒトに治療するな死んでくれと言わんばかりな発言をするのは政治家失格でしょうに

2025-02-24 20:35:48 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温はー0.3℃、昼の最高気温は5.6℃、五條市の朝の最低気温はー3.2℃、昼の最高気温は4.7℃でした。昨夜というか今日の2時半頃、目が覚めてトイレに立った時はまだ外は寒いだけでしたが、今朝起きて外を見てみましたら、見事に白銀の世界に変じていました。二度寝した直後から朝までの間に降ったようですが、カーポートの屋根上にはざっと3〜4センチくらい雪が積もりましたから、短時間に思いの外大量に降ってきたみたいです。明かりをつけて眺めていたら急速に白くなっていくところとか結構壮観だったんじゃないかと少しばかり残念な気がしましたが、何にせよ休日の朝で良かったです。ただ、場所によっては相当降っていたようで、京奈和道の和歌山側が夜明け頃まで雪で通行止めになっていましたし、近鉄吉野線やJR和歌山線も積雪の重さに耐えかねたのか倒木が線路を塞いでしばらく不通になっていました。
 更に、昼間も余り気温が上がらず、日が偶に差すか差さないかと言った塩梅で、結局雪が溶け切らず、日陰を中心に結構白く残ってしまいました。まだまだ今夜も少しばかり降ってきそうな塩梅ですし、明朝はまた強烈に冷え込みそうです。この新たな積雪も気になりますが、それだけでなくて濡れたままの路面が凍りつく可能性も頭に入れて、明日の出勤は行かねばならないでしょう。

 さて、石破総理が高額療養費制度の利用者負担の上限を見直す方針についての答弁で炎上しています。いわく、『キムリア』という薬があって、1回で3000万円ですよね。有名な『オプジーボ』が 年間に1000万でございますが、1月で1000万以上の医療費がかかるケースが10年間で7倍になってるということは、これは保険の財政から考えて、これ何とかしないと制度そのものが持ちません」と、具体的な薬名を例に上げて話したのが、これらの薬に頼らざるをえない患者へ薬を使わずに死ねと言っているに等しいとばかりに、人非人扱いで非難を轟々と浴びています。一応その前置きとして「人が死んでもいいとか、そんなことは夢さら思っておりません。『受診を抑制しなければならない』とか、そういうような方が出ないために政府として最大限考えております」と述べていますが、その後にこの高額医薬品を取り上げ、「いかにして負担を減らすかということと、制度をどうやって持続可能なものにするかということの、ギリギリの接点が今回の結論でございます」と述べているのですから、前置きが前置きの体を成していない、単なる定型文的な飾り文句で、本音はやっぱり使うな死んでくれ、と言うに等しいと捉えられても致し方ない気がします。制度の具体的内容を検討する官僚が、冷たい論理でもって案の一つとして出してくるのはまだ分からないでもないのですが、それをそのまま政治家が国会で口にするのはあまりにセンスが無いというか、国民に対する興味関心に欠けているというか、自分の言葉がヒトにどう聞こえるか意識しなさすぎなんじゃないかと思われてなりません。まあ米にせよなんにせよ、どうも石破総理以下内閣は国民の気持ちを逆なですることばかりしている気がしますので今更なのかもしれません。ひょっとしたら国の将来を憂い断腸の思いで現役世代に負担をお願いしたいというつもりなのかもしれませんが、こうも他人の痛みが判らない姿ばかり見せては、もはや取り返しがつかないのではないでしょうか? 
 
コメント
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