去年の今頃はカウントダウン始まっていたんじゃないかと再三思うのですが、予兆というのは本当に掴めないものです。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は１２．７℃、昼の最高気温は１６．１℃、五條市アメダスの最低気温は９．４℃、最高気温は１３．８℃でした。今日は雨が降ったり止んだりの１日でした。時々雷が鳴るわ強い風が吹き荒れるわと随分荒れた天気になりましたが、そのためなのか気温もまるで振るわず、特に昼間は寒い一日になりました。できれば散歩に出かけたかったのですが、その強い風と雨が数十分おきに波状的に降って来るおかげでなかなか出かけるタイミングが掴めないまま暗くなってしまい、もう今日の散歩は諦めざるを得ませんでした。明日はからりと晴れる予報なので、でかけたりするのは明日の天気に期待ですね。

　さて、あと一週間で心筋梗塞で倒れた日からちょうど１年になります。最近は、もう１年たったか、という思いとまだ１年にしかならないのか、という相反する思いが去来して、気分的にはなかなか混乱させてくれます。もう１年、と思う方は、まあ年をとって時間のすぎるのが早くなった、というのとほぼ同じ感覚なわけですが、まだ１年というのは、心筋梗塞後の５年生存率で考えるとまだまだ危ない時期を過ぎたとは到底言えないというまだるっこしさです。まあ来年も、無事５月のGWを迎えていればこのブログに書く感想も少しは違ったものに鳴るかもしれませんが、今のところはなんとか１年乗り切ったけどまだ先は長い、という思いのほうが強く出ています。
　それにしても、既に何度か書いているかと思いますが、本当に胸痛で七転八倒するその瞬間まで、自身の不調を見抜くことができませんでした。過去のブログを何度読み返しても、前駆症状を疑わせる怪しい書き込みはほぼありませんし、記憶にも直接的な引き金になったようなものは全くありません。ちょっと息が切れやすくなってきたかな？　と思っていた矢先に突如起こったとしか言いようがない発病は、相当に怖いものがあります。これが心臓冠動脈の枝管だからこうして痛みを覚え医者に行く事もできましたが、詰まったのが脳の重要な部分だったり詰まるのではなくて大動脈解離が発生したりしていたなら、短時間に意識を失ったり死を迎えていたりしていたかもしれません。そのような事態が何の前触れもなく突然襲ってくる、それも一般的な人々からしたらかなりの高率で発生しうるというのは、新型コロナウイルスなど目じゃないくらい、現実的な恐怖です。まあそうやってストレスになるのもまた身体にはよくないのですが、なんともいかんともしがたいものがあります。だったら悩むだけ無駄、と割り切れたなら楽になるのですが、その境地にはなかなか至ることができません。