かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

中国の無人探査機が火星で活動を開始。NASA並みに情報公開してくれたらいいんですが。

2021-05-23 20:13:44 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は16.8℃、昼の最高気温は26.8℃、五條市アメダスの最低気温は12.3℃、最高気温は27℃でした。今日はよく晴れて昼間はかなり暑くなりました。とはいうものの蒸し暑くはないので気温の割に過ごしやすい日中でした。洗濯物もよく乾きましたし、やはり週末の天気はこうでないと困ります。この後天気は、梅雨前線が大きく南に下り太平洋上に移動するため、明日は少し雨になる予報が出ていますが、しばらくは概ね大きな崩れはなく進みそうです。早くも梅雨の中休み? というわけでもないのでしょうが、長い長い梅雨の合間には、こういう天気も結構しばしばあるのかもしれません。

 さて、昨日午前11時40分(日本時間)、中国の火星探査機「天問1号」から、無人探査車「祝融号」が発進。火星の表面探査に乗り出しました。高さ1m85、重さ240kgの探査車は、6輪走行で周辺を徘徊して地形や土壌などを調査し、水や氷の痕跡を探るのだそうです。データは火星周回軌道にある天問1号の周回機で中継して、地球に送られるとのこと。
 いよいよ中国による火星の科学探査が始まるのですね。無事火星に着いて探査車も稼働するという事自体快挙だと思いますが、この祝融号にはどんな分析装置やどれくらいの解像度のカメラが搭載されているのか、それは先に複数回成功しているアメリカの探査機たちと比較してどれくらい違いがあるのか、と言ったようなこともできたら報道されて欲しいものです。パット見た感じほとんど太陽電池パネルで科学分析用の装置がどれだけ搭載されているのか写真ではさっぱり判りませんが、もし仮にアメリカと比べてそれら測定機器類が劣っていたとしても、難しい火星着陸を一発で成功させた業績は素晴らしいものですし、無事探査車を火星で無人走行させるだけでも素晴らしい快挙です。そのうえでNASAにはない独自の測定装置や分析機器が搭載され、それが無事データ収集を成し得たなら、よりすごい、大した話だと思います。
 我が国も、技術はあるでしょうし、やれば恐らくできるとは思いますが、研究者の層がやっぱりそんなに厚くないように感じますし、予算は当然ながら桁違いに少ないためにできることが限られるという残念なところがあります。オリンピックにかけるお金があれば火星探査くらい即できそうなものじゃないかと思えるのがなんとも残念ではあります。

コメント
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