かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

景気浮揚に国民へ現金給付が検討されているそうですが、1万2千円では焼け石に水じゃないでしょうか?

2020-03-18 19:57:37 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温7.5℃、昼の最高気温は17.6℃、五條市の今朝の最低気温は1.1℃、昼の最高気温は18℃でした。今日は雲が多く日差しが途切れがちでしたが、寒気が抜け空気が春に入れ替わったためか、昼間はかなり暖かくなりました。明日以降も朝はともかく昼間は最高20℃もありうる暖かさが続くようで、いよいよ本格的な春を迎えようとしているみたいです。しかし思いの外灯油が余ってしまいましたが、さてどうしたものか。あと5L位あるのですが、朝だけでも冷え込む日がいくらか続いてくれればなんとか使い切れるのですが、この先そんな日が何日あることか。

 さて、新型コロナウイルス禍が随分と経済へ悪影響を及ぼし、娯楽関連を中心に消費が随分と減退しているようです。消費の減退は仕事の減少を招き、働くヒトの人余りが生じてくるなどろくなことがありませんが、例えばクラシック音楽の演奏家の方々がコンサートの中止などで推計24億円以上の大打撃を受け、先ごろ国に支援を訴えるニュースが流れていました。それ以外にも色々な業界・企業で危機的な状況に陥りつつある様子が示唆されますが、まず第一に病気の蔓延を防がねばならない現状では、どこかに犠牲が生じるのは致し方ない面もあるかもしれません。そんな状況下で、緊急対策として国民一人ひとりに現金などを支給し、消費意欲を刺激しようという案が、政府・与党で検討されているそうです。金額は、リーマンショックのときにやった一人1万2千円を上回ることを検討しているそうですが、現金ではなく商品券で、とか、給付対象は子育て世帯や低所得者層に限るというような案も出ているとのことでした。
まあ目的が消費拡大なら給付対象を妙に絞らないほうが良かろうと思いますが、一説には最大10万円、とかいうような声もあるらしいとあっては、その財源をどうするのか、というのが大きな課題にならないのか、と思わずにはいられません。一人10万円でも全部で12兆円足らずだ、と豪語する方もいますが、今12兆円をどこから持ってくるのかと考えると、一頃世間を騒がしただけに終わった「埋蔵金」とやらもありませんし、国債でもドカンと出して賄ったりするんでしょうか?
 しかし、いくらお金をもらっても一度使ってしまうとそれっきりで、本当に一過性の花火に終わって実際に景気にどれだけ効果があるか怪しい気もいたします。それなら消費税を1,2年下げたほうが、消費への刺激にはなるのではないでしょうか? それもいっそスタート時の3%とか0にするとかすれば、相当衝撃的に景気へ影響を与えられそうに素人目には感じます。
 いずれにしてもなにかやろうということなら、みみっちいことはしないで、ドカンと大きく動いたほうが、一時的な出費は嵩んでも後々の効果が期待できるというものでは無いかと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする