かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ゴルフもまた、消え行く昭和の灯の一つなのかもしれませんね。

2017-11-30 21:06:08 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は10.7℃、最高気温は15.5℃、五條市アメダスの最低気温は10.3℃、最高気温は15.1℃でした。朝の気温は昨日より更に上がりましたが、昼はほぼ同じくらいになりました。昨日のような雨こそ降りませんでしたが、終始曇っていたのに、そこそこ気温は上がってくるものです。そんな妙なぬるさは今日で終わり、明日からはぐっと冷え込んでくるそうです。11月が終わって12月になった途端冬の気色に塗り替わるとは、昨今の異様な気候を象徴するような出来事ですが、12月の西日本の一ヶ月予報は、平年を大きく下回る厳寒予報になっています。1,2月は平年並みの予報ですので、厳寒期が早まって1ヶ月長く続く感じでしょうか。11月からすでに寒かった事を考えると、今年の冬はいつになく長く厳しいものになるのかもしれません。

 さて、少子高齢化とともにかつて流行っていた色々なものが衰えてしまい、存続の危機に立たされている話をよく聞きます。例えばパチンコなどはその最たるもののようですが、ゴルフもまた、競技人口が激減、高齢化も進み、このままでは程なく過去の遺物に成り果てるやも知れぬのだそうです。
 例えばゴルフ人口はピーク時の半分以下、競技人口の半数以上が60代以上で、このようなスポーツは他にはゲートボールくらいしか無いのだとか。ゴルフをしたことがある、という人も、今は5.5%しか無く、年々減り続けているそうな。
 日本ゴルフ協会(JGA)でも事態を深刻に受け止め、対応策に知恵を絞っているそうで、特にどうやったら「若者がゴルフをやるようになるのか」、「親が自分の子供にゴルフをさせようと思うのか」、「ゴルフを始めた人が辞めずにプレーし続けるようになるのか」について、力を入れているとのことです。まあ考えても中々妙案が出てこないからこそ衰退の一途を辿っているのでしょう。
 それにしても振り返ってみると、自分自身には確かにゴルフって縁がありません。昔はたまにプロゴルフの番組を見ることもありましたし、ゴルフ漫画なども結構ありましたが、自分でしようとは全く思うことはありませんでした。なにせ道具が高い、ゴルフ場が高い、かなりの修練を積まないとそれなりに楽しむことが出来ない、など、その敷居の高さは他のスポーツの比ではありません。これらの敷居を少しでも低くしないと他のスポーツと競うスタートラインにも付けないでしょう。振興策はそれを達成した上での話ではないでしょうか。
 でも、それこそ小中学校の体育の授業に取り入れられるくらいでないと、ゴルフ人口などもう今後伸びる素地は無いんじゃないかと思わざるを得ませんが、果たしてゴルフ協会は起死回生の一打を打ち出せるのでしょうか?


コメント
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