小池百合子氏、希望の党代表を辞任！ だから言わないこっちゃない、というところでしょうか、

　今日の奈良市アメダスの最低気温は９．４℃、最高気温は１２．１℃、五條市アメダスの最低気温は７．３℃、最高気温は１２．１℃でした。が、最低気温は夜中の０−１時のこと、最高気温は夕方の４時過ぎでした。朝は８−１０℃位で推移しており、一日、あまり気温の変化のない日でした。未明からずっと雨が降っていたためかと思いますが、明日はまた晴れる模様なので、雨の後のことでもあり、朝はしっかり冷え込んでくることでしょう。

　さて、『小池百合子氏、希望の党代表を辞任』とのニュースを観ました。一体党内で何があったのか知りませんが、外から見る限り、旧民進党にひさしを貸して母屋を見事乗っ取られた感じですね。だから言わないこっちゃない、とため息の一つもつきたくなるような政治劇ですが、まあこうなった以上はしょうがないので、心機一転、都知事の仕事に邁進されればよいかと思います。
　しかし、やっぱりこうして振り返ってみると、旧民進党議員を加盟させたのは間違いだったと切に思います。ひょっとしたらこの勢いで自民党を追い落とし、あわよくば自分も衆院選に出馬して総理の座を！　そのためにも有力な候補を一人でも多く確保したい、とでもお考えになったのかもしれません。もしそうであったなら安易過ぎるでしょうし、そうでなかったとしても、何をそんなに焦っているのか、と首を傾げるほどに、その姿勢はあまりに拙速な印象が拭えませんでした。いくら兵は拙速を尊ぶ、機を見るに敏なるを良しとするとしても、勢いだけで総理の座まで手が届いては、恐らくはかつての民主党のごとく、返って禍根を残すことになったでしょう。民進党議員の悲鳴や怨嗟などに耳を貸さず、ひたすら独自路線をとるなり、踏み絵を一段と徹底して受け入れる者を峻別していれば、今頃は違った結果になっていたかもしれません。残念ながら政治家としてはちょっと付けたくない土がこびりついてしまったと思いますが、果たしてそれを拭い去ることが出来るかどうか、政治家としての底力を問われる時なのかもしれません。