かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

未だにカラ出張で旅費を不正取得できる京大の事務も驚きですが、百把一絡げに無害なヒトまで面倒かけないで欲しいものです。

2017-07-25 20:54:34 | Weblog
 今朝の最低気温は26.5℃、最高気温は32℃でした。昨晩の寝苦しさはこの夏有数のきつさでした。おかげで今日は一日寝不足気味で、昼食後は眠くてたまりませんでした。空調のきいた部屋で事務仕事などしていては確実に眠り込んでしまいそうだったので、大半体を動かす仕事をしておりましたが、午後1時頃ざっと一雨来てそのまま日が差して来たため、午後の蒸し暑さはまた酷い有様でした。一日ほぼ曇り空だったのでまだマシでしたが、これで日差しが強くなっていたりしたら、外で動くのはまず無理だったことでしょう。それにしてもまだ7月も1週間残っているのにこの調子では、果たして無事今年の夏を乗り切れるのかどうか、我ながら不安になってきます。
 ところで夜7時半になって、突然雨が降ってきました。降雨時間は10分ほどと極めて短時間でしたが、かなりざあざあと地を洗う勢いで雨が降り注ぎ、気温を下げてくれました。これで今夜は、昨日よりは随分と過ごしやすい夜になりそうで助かりました。

 さて、宇治市にある京都大学防災研究所の助教の先生が、この5年間で1000万円もの出張旅費を架空請求で不正に取得していた問題が発覚し、大学が調査に入っているとのことです。助教は既にその不正を認め、返金することを約束しているそうですが、また面倒なことをしてくれたものです。この助教が何のために出張旅費の架空請求などという古典的な詐欺行為を行ったのかは定かではありませんが、金額からすると、昔のような研究費に充当するためとか学生の学会旅費にするため、というような、それなりに同情できる部分もあるような話ではどうやらなさそうでもあります。是非その詳細を明らかにしてほしいと思いますが、問題はこれでまた研究費やそれに絡むお金に関して締め付けがきつくなる可能性があることです。京大には、カラ出張を5年も見逃してしまう少々ずさんな事務手続きが未だ残っているのでしょうからそれをきっちりして欲しいとは思いますが、それ以外の、それなりにきっちりしているところからすれば、まったくもって余計なことをしてくれた、と嘆くよりありません。
 どうしてごく一部の不心得者を掣肘するために真面目にやっているものが割りを食わねばならないのか、私にはどうしても理解しがたいものがあります。放置して好き勝手やらしても、おおよそ倫理の枠組みを外すこと無く自分の研究に邁進する人種もいれば、枠組みがないと途端に脱線して不正行為に手を染めてしまう輩も居るというのが度し難い現実ではありますが、せめて前者にはこれ以上煩わしい目に会わせないで済む何か良い手立てというものが本当に無いものなのかと、悩みは深まるばかりです。

コメント
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