かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

日本版NASAを本当に発足させてくれるなら、投票してもいいかも?

2009-08-14 22:25:43 | Weblog
 天気予報で、雨の後空気が入れ替わる、と聞いておりましたが、確かに明らかに変化しましたね。湿り気が一気に昇華したというか、昼間の暑さも不快さが感じられなくなっていますし、帰宅後の風呂上り、窓を開けていると網戸越しの微風が冷ややかで心地よいです。もっとも、このままですと早晩寒気を覚えて風邪の一つも引きかねませんが。今年はなかなか夏が来ないうちに、とうとう夏が終わりつつあるようです。そんな気候のせいか、今年はさほど体調を崩すことなくここまで来ていますし、暑いときは暑くないと作物の実りも悪くなる、と思う一方で、こういう涼しい夏はやはり過ごし易くていいな、と思ってしまいます。

 さて、選挙を控え、民主党が党の政策集に複数の省庁にまたがる宇宙行政を一本化するという話を盛り込んだそうです。早速検索してその政策集とやらを見てみますと、「宇宙開発利用体制の再編一元化
わが国の宇宙開発利用を強力に推進していくために、2009年度中に各省庁の宇宙関係セクションと宇宙航空研究開発機構(JAXA)企画部門を内閣府のもとに再編一元化するとともに、将来的にはJAXAを含む独立した組織の創設を検討します。」
と書いてありました。
報道記事には日本版NASAとありましたが、なるほど、本当にこういう組織ができたら、そういう冠もそう不思議ではない気がいたします。
 宇宙開発に限らず、たとえば幼稚園と保育園とか、一般庶民から見たら何がどう違うの? というような話を各省庁が厳密に縄張りを定めてやってる例がたくさんあります。中には、食品衛生法と農薬取締法のように矛盾した現場泣かせな法律を互いに振りかざして囲い込みに懸命になっているのもあったりしますし、そんなこんなを見ていますと、本当に国のこと、国民のことを考えて仕事をしているのか、と不思議になるのは無理からぬように感じます。いっそ宇宙に限らずあらゆる分野で似通った話はひとまとめにして既存省庁から取り上げていったらよいのではないか、と思ったりもいたしましたが、宇宙開発のような、まさに国力をかけて行う一大事業が、文科省だの国交省だの経産省だのと細分化されてややこしい足の引っ張りあいをしているかのごとき現状は、是非改善されてしかるべきだろうと思います。民主党の公約には、わが国の農業に止めを刺しかねないものなど許容できない話が多いのですが、この日本版NASA構想だけは手放しで賛成したいと思いました。いっそこれだけで民主党に一票投じてみようか、と言う気にすらさせられるのですが、政権とった暁にはちゃんと実現してくれるのでしょうか?

コメント
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