環境省の花粉観測システム「はなこさん」http://kafun.taiki.go.jp/index.aspxによると、当地方の花粉は4月初めをピークに以後漸減傾向を示しているのですが、先週末からこっち、花粉症の症状がおさまらず、毎日難儀しております。ピークから遅れて反応が出ているのか、あるいは閾値があってある一定レベルを超えると返って反応が鈍る代わりに、今時分のやや少なめの花粉の方がビビットに反応するためなのか、その辺りはよくわかりませんが、とにかく早くヒノキ花粉が終わって欲しいと願う毎日です。「はなこさん」のデータを見るに、後一週間くらいで大体終息するのではないか、とも見えるのですが、うちより南方のデータを見ると特にそんな傾向は見られないみたいですし、報道では一応5月初旬までは気をつけたほうがよいらしいので、当面はデータをにらみつつ一日も早い終息を祈るばかりです。
それにしても、今までの花粉情報は、いちいち顕微鏡にかけてヒトの目で花粉数を数える、という方法でやられていたために、更新は最高1日一回、それも観測地点によって異なる上、データのアップも大体2,3日たってから、というのが普通だったのが、自動花粉計数装置の全国展開によって、これまでよりも多い観測地点のデータがほぼリアルタイムで得られる上、そのデータが1時間おきに更新されるという、ひたすら人力で行っていたころからは考えられない豊富な情報提供が可能になったのはすばらしいことです。全国的にみても小さな県であるこちらでも、北部、中部、南部と満遍なく3箇所の観測地点が設けられており、出かける際には、仕事先のデータを観て薬を飲むかどうか、などの判断が出来るので、重宝しております。
出来うるならば、花粉症が完治するなり、スギ・ヒノキ花粉がこの世から消えてなくなるなりして、そのようなシステムに頼らなくてもすむようになるのが理想なのですが、現状では到底実現しかねる机上の空論であるだけに、少しでも良質の情報を早く、的確に入手出来る体制が整っている、というのはありがたいことで、環境省もよい仕事をしてくれている、と思います。
ところで、北朝鮮の自称ロケット打ち上げの際、政府の緊急ネットワーク「エムネット」が、受信側の地方自治体の人手不足、予算不足で機能しなかった例が少なからずあったとの事です。花粉とミサイルとでは重要度も必要な情報提供回数も違うとは思いますが、必要なヒトに情報を提供する、という基本はどちらも変わらないはずで、そのためのシステム構築の考え方に違いがあるように感じられます。即時性が要求されるような事柄なら、たとえば発信側が登録された携帯メールに一斉発信するなど、途中にいくつもヒトの手を介さずダイレクトに必要なヒトに情報が届くシステムを作ればいいと思うのですが、そういう発想は出来ないものでしょうか?
それにしても、今までの花粉情報は、いちいち顕微鏡にかけてヒトの目で花粉数を数える、という方法でやられていたために、更新は最高1日一回、それも観測地点によって異なる上、データのアップも大体2,3日たってから、というのが普通だったのが、自動花粉計数装置の全国展開によって、これまでよりも多い観測地点のデータがほぼリアルタイムで得られる上、そのデータが1時間おきに更新されるという、ひたすら人力で行っていたころからは考えられない豊富な情報提供が可能になったのはすばらしいことです。全国的にみても小さな県であるこちらでも、北部、中部、南部と満遍なく3箇所の観測地点が設けられており、出かける際には、仕事先のデータを観て薬を飲むかどうか、などの判断が出来るので、重宝しております。
出来うるならば、花粉症が完治するなり、スギ・ヒノキ花粉がこの世から消えてなくなるなりして、そのようなシステムに頼らなくてもすむようになるのが理想なのですが、現状では到底実現しかねる机上の空論であるだけに、少しでも良質の情報を早く、的確に入手出来る体制が整っている、というのはありがたいことで、環境省もよい仕事をしてくれている、と思います。
ところで、北朝鮮の自称ロケット打ち上げの際、政府の緊急ネットワーク「エムネット」が、受信側の地方自治体の人手不足、予算不足で機能しなかった例が少なからずあったとの事です。花粉とミサイルとでは重要度も必要な情報提供回数も違うとは思いますが、必要なヒトに情報を提供する、という基本はどちらも変わらないはずで、そのためのシステム構築の考え方に違いがあるように感じられます。即時性が要求されるような事柄なら、たとえば発信側が登録された携帯メールに一斉発信するなど、途中にいくつもヒトの手を介さずダイレクトに必要なヒトに情報が届くシステムを作ればいいと思うのですが、そういう発想は出来ないものでしょうか?
