かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

車での移動は、なかなか予測通りというわけには行かないみたいです。

2008-08-07 23:21:52 | Weblog
 ようやく帰ってきました。出雲大社からほとんど休みなしで走り続け、さすがにへばりました。本来ならもう1,2時間は早く帰宅できる予定だったのですが、途中米子道では、雷を伴った、ワイパーも効かないほどの凄まじい豪雨に行く手を阻まれ、中国道では、事故だの故障だのといったはた迷惑な車のせいでひどい渋滞に巻き込まれ、心身とも疲れ果てました。
 そもそも昨夜、枕が替わったせいなのか、久しぶりにおいしい夕食をたらふく食べて身体がびっくりしたのか、思うように寝ることが出来ず、温泉で疲れを癒してこのところの慢性睡眠不足を解消するつもりが、かえって寝不足に輪をかけるような有様でした。その上今日の出雲地方はとにかく暑く、なけなしの体力が強烈な日射に目に見えて蒸発するかのごとく失われる中、水分補給だけは不足しないよう心がけて、なんとかしのぎきりました。
 それにしても、なんでけして涼しいとはいえない山陰地方に思い立ったかのごとく旅行に出たのかというと、この8月1日(金)から8月17日(日)の間、『平成の大遷宮』というおよそ60年に一度の一大神事に際し、出雲大社の御本殿を特別に拝観させてもらえるという機会があったためです。普段は足を踏み入れることの出来ない禁足地を垣間見るチャンスを是非ものにしたい、という望みがあったからでした。まあ大変な難行苦行ではありましたが、秘画とされる八雲の天井画などを観ることができ、その300年近い年月を経ながらまるで色あせた様子の無い鮮やかな色彩に素朴な感動を抱くことが出来ました。60年に一度、ですから、多分私はもう生涯のうちでこれを再び目にすることは適わないでしょう。そう意識するといっそうこの一期一会の偶然に、色々な想いが去来いたします。
 まあ何はともあれ、今日のところは無事帰宅できたことを喜びつつ、さすがにバテバテの身体を休め、明日に備えたいと思います。
 写真もいくつか撮影してきましたが、整理は明日以降にして、公開できそうなものは順次アップして参りましょう。


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