かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

山陰路の記録

2008-08-08 22:43:22 | Weblog
 今日は一日ぐったり、というわけにも行かず、明日の休みを心の支えにして、何とか昼は乗り切りました。もっとも、最近年がいったせいか疲れや足腰の張りが翌々日以降に現れる傾向があるので、明日こそ疲労のピークを迎えるのかもしれません。とりあえずのんびり休んで、来週末の東京遠征に向け体調を整えて参りましょう。
 さて、今日はついに五輪が開催されたり、中国国家品質監督検査検疫総局の食品生産監督管理局局長42歳が自殺したり、東京都心でこの夏初めての猛暑日を観測したり、などなどと色々ニュースがありましたが、帰宅後はそんな世間の喧騒には目もくれず、随分遅れてしまった「仕事」を一つようやく片付け、昨日、一昨日の写真を整理して過ごしました。せっかく一応整理したので、何枚かここにアップして保存しておこうと思います。


まずは鳥取砂丘。エンエン続く砂の山をひたすら歩くと、日本海にたどり着きます。



この日は風が結構あって、ヒトが行き交い散々踏み荒らされたところでも、少し時間が立つと風紋が出来てました。
とにかく細かい砂が舞っていたのでカメラなどは正直ちと心配でしたが、中には堂々携帯電話で話しながら歩いているヒトもいて、勇気あるというか怖いもの知らずというか。


ようやくたどり着いた海岸。波は比較的穏やかで、時折波高5、60センチくらいのが押し寄せてくるくらい。波打ち際でしばしその感触を楽しみましたが、膝まで捲り上げていたズボンが油断したとたんびしょぬれになることも。



宿泊地の東郷湖。湖の中から温泉が湧くのだそうですが、見た目普通の湖、というか池という方がしっくりくるこじんまりした水溜りです。


その湖畔にある東郷温泉。まさに昔ながらの温泉街という感じの駅前通りです。
このあたりは、少しはなれたところに羽合温泉があったり、実にたくさんの温泉があります。


 湖のそばに公園があり、足湯が楽しめるように作ってありました。右側の石で囲ってあるところが足湯。深さ30センチくらいの少し熱めのお湯がかけ流しで張られています。中央左の四角い井戸枠みたいなのは源泉で、近づくと独特のにおいのする湯気が立ち、ごぼごぼとあふれる音がします。温度は85~94℃と温泉の中ではかなりの高温です。卵を持ってきてこの中に網でつるすと、温泉卵が出来るのだそうです。




お宿の旅館「澤の湯」。これも見るからに古い昔ながらの旅館ですが、綺麗に使い込まれている感じの建物で、結構こういう雰囲気は好きだったりします。源泉かけ流し、24時間入浴可能な本物の温泉でしたし。お湯はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉、若干のラジウムも含まれているとの事。



その「澤の湯」の晩御飯。一泊2食付5500円とかなり安いサービス料金でしたが、十分なボリュームと内容でした。カニが付くのはやはり山陰ならではなんでしょうね。



 今回山陰路を走って驚いたのが、結構道路の整備が進んでいたことです。昨年来たときには無かった自動車専用道や高速道路が開通していました。高速道路はまだところどころしか供用されていないので無料で走ることができ、お得な気分を味わえましたし、鳥取-出雲間の移動は格段にスムーズになりました。
 その道沿いあちこちに風力発電の巨大な風車が立ち並んでいましたが、道路を作るついでに作ったのでしょうか?



さて、また山陰へ旅する機会があるでしょうか? そうなればまた一段と走りやすくなっているだろうと思いますが。


コメント (1)
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