かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

黄砂が花粉症を悪化させる可能性があるなんて、なんとも理不尽な気がしてなりません。

2008-03-23 22:27:21 | Weblog
 昨日、ようやくサボテンを植え替えたのですが、今年はもっと早くても良かったようです。ン十年前、少し早すぎて植え替え直後に襲ってきたその冬最後の寒波に全滅させられる、という悪夢がいまだに頭にこびりついていて、なかなか早めの植え替え、というのができないのですが、少なくとも1週間は早く植え替えて水をやるべきでした。まあそれでも、心配していた今日の天気も昼の間は晴れてくれましたし、今夜の雨と、次の週半ばの雨が過ぎたあたりで水遣りを始めれば、多分根腐れとか起こすことなく、元気に育ってくれることでしょう。
 そういうわけで、昨日はサボテン植え替えや小説のアップで一日独楽鼠のように働いたわけですが、その反動か今日は一日テレビ見て本読んで昼寝して、とぐうたらに過ごしておりました。どうもまた花粉症が原因と思われる頭痛が起こっているらしく、春の眠気もあって一日眠くて仕方が無いのです。どうやらスギ花粉は終息に向かっているようですが、続けてヒノキ花粉が舞う季節になります。聞くところによると、黄砂がヒノキ花粉アレルギーを助長する可能性があるのだそうで、動物実験では確かにアレルギー症状を悪化させたりすることが確かめられたそうです。原因は、黄砂に含まれる物質なのか、菌類なのか、はたまた黄砂とともに運ばれてくる大気汚染物質なのか、ひょっとしたらジャブジャブに畑に撒かれた農薬だったりして、とか、さすがにいくらなんでもそれは無いだろう、とは思いますが、そんな自然の空気の動きに乗ってくる微粒子が日本人の健康状態を悪化させうるのだとしたら、たとえばかつて日本軍がアメリカに飛ばしたという風船爆弾よりもはるかに確実で恐ろしい攻撃手段を、中国は持っているといえるかもしれません。実際、大陸の大気汚染が影響して、日本海側の米の生産量が明らかに落ちてきているという話も目にしました。因果関係はまだきっちりつめる必要がありそうですが、海の向こうの問題は、ただオリンピックがどうこう言うレベルの話ではなく、未来永劫、我が国に好ましからぬ多大な影響を与えかねない話だと思います。
 中国は数十年単位のスパンで外交を考えるしたたかな国だ、という話を耳にしますが、こうして砂漠化が進み、水と大気が汚れていく自国の未来がちゃんと為政者に描けているのか、はなはだ疑問に感じます。権力者の腐敗に加えて食の問題が決定的に悪化したとき、大陸規模で動乱状態に陥るのがかの国の歴史的な常道です。そうなると我が国にも恐らく未曾有の影響は避けられないでしょうから、なるべくなら穏便に済むよう知恵をめぐらせていただきたいところなのですが、チベットに対する強圧的姿勢にも、どうも余裕の無さが露呈しているような気がしますし、本当に大丈夫なのか? と懸念ばかりが膨らんでしまいます。

 ・・・とりあえずは、黄砂を何とかして欲しいですが。

コメント
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