先週、台風で大変な目にあったためか、今より来る11号にも、並ならぬ関心があります。もっとも遠く九州の西を行って朝鮮半島に上陸しそうな塩梅ですので、直接の影響はまずないと思いますが、間接的には色々とあって、苦楽悲喜こもごも、というような感じです。
たとえば、9月も半ばというのにまだまだ昼間は結構蒸し暑いのですが、これは多分台風に向かって南から暖かい湿気が流れるために、こちらまでその余波をくらっているのでしょう。
また、今日は散髪しにいつものお店へバイクで走っていったのですが、行きは晴れ間もあってどうということもなかった天気が、帰路いくばくも行かないうちに突然驟雨に見舞われ、しとどに濡れてしまいました。このままではそれ以上走ることもままなりませんので、やむなく進路上の高架下でしばらく雨が止むのを待ちましたが、これも台風のせいに違いありません。でも、そうして止んでから再び走りはじめましたら、今度は前方に見える、大和三山の一つ畝傍山の上に、見事な虹がかかっておりました。畝傍山の背後に見えるやや高い山並の間に虹の末端があって、まるでバルゴン(大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン:1966)がその山のふもとに隠れているかのように、地面から虹が立ち上がっているのが見えるのです。背後の山が透けて見えましたから、相当近くにできた虹だったのでしょう。その太さというか厚さというか、虹の大きさがこれまで見たこともないほど大きくて、それだけでもちょっとした感動モノでした。残念ながら、半円状にくっきり完全な形で見えたわけではありませんが、反対側にも一部見えましたし、頂点の一部を除いておよそ半分弱の、天にかかる7色の橋が望見できたのでした。あのようにはっきりくっきりした虹を見たのは久しぶりでしたので、思わずバイクを路肩に止め、しばらく見入ってしまったほどです。
虹の下には宝が埋まっている、とか、虹は神の国に通じる橋、などという伝承が、洋の東西にありますけれど、きょうのあれをみましたら、なるほど、そんなこともあるかもしれない、という少々メルヘンチックな気分にもなって参ります。これも台風の影響で雨が降ったせいなのでしょうが、このように単なる損害ばかりではないところが、功罪を断じがたいことになるのです。
たとえば、9月も半ばというのにまだまだ昼間は結構蒸し暑いのですが、これは多分台風に向かって南から暖かい湿気が流れるために、こちらまでその余波をくらっているのでしょう。
また、今日は散髪しにいつものお店へバイクで走っていったのですが、行きは晴れ間もあってどうということもなかった天気が、帰路いくばくも行かないうちに突然驟雨に見舞われ、しとどに濡れてしまいました。このままではそれ以上走ることもままなりませんので、やむなく進路上の高架下でしばらく雨が止むのを待ちましたが、これも台風のせいに違いありません。でも、そうして止んでから再び走りはじめましたら、今度は前方に見える、大和三山の一つ畝傍山の上に、見事な虹がかかっておりました。畝傍山の背後に見えるやや高い山並の間に虹の末端があって、まるでバルゴン(大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン:1966)がその山のふもとに隠れているかのように、地面から虹が立ち上がっているのが見えるのです。背後の山が透けて見えましたから、相当近くにできた虹だったのでしょう。その太さというか厚さというか、虹の大きさがこれまで見たこともないほど大きくて、それだけでもちょっとした感動モノでした。残念ながら、半円状にくっきり完全な形で見えたわけではありませんが、反対側にも一部見えましたし、頂点の一部を除いておよそ半分弱の、天にかかる7色の橋が望見できたのでした。あのようにはっきりくっきりした虹を見たのは久しぶりでしたので、思わずバイクを路肩に止め、しばらく見入ってしまったほどです。
虹の下には宝が埋まっている、とか、虹は神の国に通じる橋、などという伝承が、洋の東西にありますけれど、きょうのあれをみましたら、なるほど、そんなこともあるかもしれない、という少々メルヘンチックな気分にもなって参ります。これも台風の影響で雨が降ったせいなのでしょうが、このように単なる損害ばかりではないところが、功罪を断じがたいことになるのです。