ようやく帰ってまいりました。
今回の遠征は、「台風」。もうこれに尽きます。久々に自然の猛威に対する人間の無力さ加減をとっくりと味わいました。そして、「時は金なり」という言葉についても、実地に理解させられました。正直今回台風についてはかなり甘く見積もっていて、移動中はまだ洋上で影響は少ないだろう、と高をくくっていたこともあって、先触れの大雨でこれだけ翻弄されようとは。また、上陸後は速やかに速度を上げて影響は一時的なものにとどまるだろう、という予測、というか願望も見事に潰え、いつまでたっても回復しない交通機関に随分気をもまされました。こうして無事仕事を終えて帰宅できたのが不思議なくらいに思えるほど一時は窮地に陥りましたが、こうして自宅で安心して日記を書けるのが本当にありがたいことだと再認識した次第です。その代償に財布は随分軽くなり、身体は芯から疲れ果てましたが・・・。
とはいうものの、仕事は仕事できちんとこなしましたし、その合間を縫って某所秘密基地に東京の友人ご一同を案内したり、数時間にわたって密議をこらしたりして、十分な戦果を挙げて有意義に過ごすことができたと思います。なかなか私自身は東京まで行く機会もないのですが、これで東京の方々が少しでもオフィシャルな世界と縁を持ち、随時情報収集や連絡に活躍していただけることを期待したいと思います。
あと、帰りは少し遠回りして諏訪大社を参詣して来ました。先日行った出雲大社と違い、初めてのお参りでしたが、三輪、出雲、と並ぶ我が国最古の神社の一つだけあって、風格というか幽玄というか、神聖な浄域と呼ぶにふさわしい神社でした。あと少しだけ時間をとって博物館ものぞいてきましたが、諏訪地方の縄文遺跡の展示はなかなかすばらしいものがありました。時間が許せば半日くらいはじっくり見学していきたかったですが、縄文土器の面白さや黒曜石の美しさは壮観というべきもので、諏訪地方で発掘された縄文土器のパンフレット(博物館製 ほとんど同人誌みたいな装丁)を思わず衝動買いしてしまいました。
最後に、帰路電車待ち合わせで立ち寄った松本駅の、0番線ホームにある立ち食い蕎麦屋さんの本格信州そばは美味しかったです。ざっと25年前、松本~戸隠神社~小諸~軽井沢、と10日間掛けて放浪した際にもたまたま食し、「何故立ち食い蕎麦でこんなにうまいのか?」と大いに感動と疑問を抱いたことがありましたが、その伝統?はちゃんと受け継がれていたわけです。駅舎やその周辺は再開発でもあったのかすっかり様変わりして全然記憶と重なりませんでしたが、あの蕎麦が味わえただけで、今回の旅は十分「終わりよければすべて良し」と言い切ることができました。
次の遠出は月末に香川県高松市で開催される学会です。久々に我が母校を訪うのですが、どれだけ変化したか、あるいは残っているのか、今から楽しみですが、台風にだけはくれぐれも気をつけよう、と、今回の戦訓評価から思いました。
今回の遠征は、「台風」。もうこれに尽きます。久々に自然の猛威に対する人間の無力さ加減をとっくりと味わいました。そして、「時は金なり」という言葉についても、実地に理解させられました。正直今回台風についてはかなり甘く見積もっていて、移動中はまだ洋上で影響は少ないだろう、と高をくくっていたこともあって、先触れの大雨でこれだけ翻弄されようとは。また、上陸後は速やかに速度を上げて影響は一時的なものにとどまるだろう、という予測、というか願望も見事に潰え、いつまでたっても回復しない交通機関に随分気をもまされました。こうして無事仕事を終えて帰宅できたのが不思議なくらいに思えるほど一時は窮地に陥りましたが、こうして自宅で安心して日記を書けるのが本当にありがたいことだと再認識した次第です。その代償に財布は随分軽くなり、身体は芯から疲れ果てましたが・・・。
とはいうものの、仕事は仕事できちんとこなしましたし、その合間を縫って某所秘密基地に東京の友人ご一同を案内したり、数時間にわたって密議をこらしたりして、十分な戦果を挙げて有意義に過ごすことができたと思います。なかなか私自身は東京まで行く機会もないのですが、これで東京の方々が少しでもオフィシャルな世界と縁を持ち、随時情報収集や連絡に活躍していただけることを期待したいと思います。
あと、帰りは少し遠回りして諏訪大社を参詣して来ました。先日行った出雲大社と違い、初めてのお参りでしたが、三輪、出雲、と並ぶ我が国最古の神社の一つだけあって、風格というか幽玄というか、神聖な浄域と呼ぶにふさわしい神社でした。あと少しだけ時間をとって博物館ものぞいてきましたが、諏訪地方の縄文遺跡の展示はなかなかすばらしいものがありました。時間が許せば半日くらいはじっくり見学していきたかったですが、縄文土器の面白さや黒曜石の美しさは壮観というべきもので、諏訪地方で発掘された縄文土器のパンフレット(博物館製 ほとんど同人誌みたいな装丁)を思わず衝動買いしてしまいました。
最後に、帰路電車待ち合わせで立ち寄った松本駅の、0番線ホームにある立ち食い蕎麦屋さんの本格信州そばは美味しかったです。ざっと25年前、松本~戸隠神社~小諸~軽井沢、と10日間掛けて放浪した際にもたまたま食し、「何故立ち食い蕎麦でこんなにうまいのか?」と大いに感動と疑問を抱いたことがありましたが、その伝統?はちゃんと受け継がれていたわけです。駅舎やその周辺は再開発でもあったのかすっかり様変わりして全然記憶と重なりませんでしたが、あの蕎麦が味わえただけで、今回の旅は十分「終わりよければすべて良し」と言い切ることができました。
次の遠出は月末に香川県高松市で開催される学会です。久々に我が母校を訪うのですが、どれだけ変化したか、あるいは残っているのか、今から楽しみですが、台風にだけはくれぐれも気をつけよう、と、今回の戦訓評価から思いました。