まあ言ってもせん無いことながら、今日も暑かったですね。日陰や室内にいても熱中症になってしまいかねない気がする暑さです。当然ヒーター同然のPCなど昼日中は動かす気にもなれず、だらだら本を読んだりしておりましたが、いつの間にか眠り込んでいたりしておりました。人間、暑いと眠くなる、とはきいておりましたが、なるほど、こういうことか、と妙に感心してしまいました。
さて、時事通信社が先ごろ世論調査したそうですが、その結果として、四分の一を超える人が、自民党と民主党の大連立政権を望んだ、のだそうです。どういう設問でどういう人たち相手に何人の答えを集めたのか、そのあたり全く不明なので本当に意味のあるデータなのかどうかいまいち判断いたしかねる数字ではありますが、一応看板を信用してそれなりに客観的なデータとして見てみますと、結構面白いものがあります。ちなみに、自民党中心の政権が22.7%、民主党中心の政権が望ましいのは22.8%と、ほぼ拮抗している様子です。残りの四分の一はどういう意見なのか判りませんが、自民単独、民主単独が双方11%少々、というところなので、あえて書いてないところを見ると他政党を挙げていたりする数字は1割もないということなのでしょう。おそらく残りの大多数は「判らない」とか「どちらでもない」とかいうような意見だったのではないでしょうか。
まあおそらく無党派層と目されるその他意見はとりあえずおいておいて、かなりの人数が自民民主の大連立政権を望む、という結果には、正直言ってかなり驚きました。足して2で割ればよい、というものでもないと思うのですが、我が国の人士は、何にも増して安定を望んでいるということなのでしょうか。今自民と民主が大連立を組んだりしたら、その勢力たるやもはや対抗勢力など存在しようもない独裁体制が出来上がることでしょう。本当にこんな平成の大政翼賛会を望む人がいるんでしょうか。年金問題とか、党派を超えて挙国的に取り組んでほしい政治課題があるとは思いますが、国政はそんなマスコミが好んで取り上げるようなネタばかりではないでしょう。 それともかつて自由党と民主党が合体して自民党が生まれた頃のことを良く覚えている人たちが大連立に夢よもう一度、なんて期待していたりするのかも、などと考えてしまいました。
まあ国民や国政のことをまるで見ていないかのような気にさせられる様子を見せられては、不毛な足の引っ張り合いなどやめてもっとまじめに政治をしてくれ、というキモチも判らないでもないですが、どうせ大連立、なんていうことがなったとしてもその中で派閥間の争いが相次ぐのでしょうし、合従連衡する対象が増えるだけで、今の政党とほとんど変らない光景が繰り返されるだけなのではないのでしょうか? それよりも、ここは現首相に完全に力尽きるまでがんばっていただいて、その間に前首相が予言したように民主党が割れたり、あるいはひょっとしたら自民党ももたなくなって砕けたりするかもしれませんし、そういう破壊の末に、かつての55年体制のごとく、その後の半世紀を決定付けるような新しい秩序が浮かんでくるかもしれない、などと、私は期待していたりもするのです。大連立で安定を望むより、多少不安定でもそういった動きのある方がよほど面白いんじゃないか、と私は思います。
さて、時事通信社が先ごろ世論調査したそうですが、その結果として、四分の一を超える人が、自民党と民主党の大連立政権を望んだ、のだそうです。どういう設問でどういう人たち相手に何人の答えを集めたのか、そのあたり全く不明なので本当に意味のあるデータなのかどうかいまいち判断いたしかねる数字ではありますが、一応看板を信用してそれなりに客観的なデータとして見てみますと、結構面白いものがあります。ちなみに、自民党中心の政権が22.7%、民主党中心の政権が望ましいのは22.8%と、ほぼ拮抗している様子です。残りの四分の一はどういう意見なのか判りませんが、自民単独、民主単独が双方11%少々、というところなので、あえて書いてないところを見ると他政党を挙げていたりする数字は1割もないということなのでしょう。おそらく残りの大多数は「判らない」とか「どちらでもない」とかいうような意見だったのではないでしょうか。
まあおそらく無党派層と目されるその他意見はとりあえずおいておいて、かなりの人数が自民民主の大連立政権を望む、という結果には、正直言ってかなり驚きました。足して2で割ればよい、というものでもないと思うのですが、我が国の人士は、何にも増して安定を望んでいるということなのでしょうか。今自民と民主が大連立を組んだりしたら、その勢力たるやもはや対抗勢力など存在しようもない独裁体制が出来上がることでしょう。本当にこんな平成の大政翼賛会を望む人がいるんでしょうか。年金問題とか、党派を超えて挙国的に取り組んでほしい政治課題があるとは思いますが、国政はそんなマスコミが好んで取り上げるようなネタばかりではないでしょう。 それともかつて自由党と民主党が合体して自民党が生まれた頃のことを良く覚えている人たちが大連立に夢よもう一度、なんて期待していたりするのかも、などと考えてしまいました。
まあ国民や国政のことをまるで見ていないかのような気にさせられる様子を見せられては、不毛な足の引っ張り合いなどやめてもっとまじめに政治をしてくれ、というキモチも判らないでもないですが、どうせ大連立、なんていうことがなったとしてもその中で派閥間の争いが相次ぐのでしょうし、合従連衡する対象が増えるだけで、今の政党とほとんど変らない光景が繰り返されるだけなのではないのでしょうか? それよりも、ここは現首相に完全に力尽きるまでがんばっていただいて、その間に前首相が予言したように民主党が割れたり、あるいはひょっとしたら自民党ももたなくなって砕けたりするかもしれませんし、そういう破壊の末に、かつての55年体制のごとく、その後の半世紀を決定付けるような新しい秩序が浮かんでくるかもしれない、などと、私は期待していたりもするのです。大連立で安定を望むより、多少不安定でもそういった動きのある方がよほど面白いんじゃないか、と私は思います。
