M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

逆鱗に触れて

2022年07月03日 22時20分42秒 | DIY Electronics
ヨシザワさんのblogに気楽にcommentしたのがきっかけで脇道の工作を始めました。Collinsの51-S1の低周波出力管を6AQ5に交換したら歪が激増したとの引用が逆鱗に触れました。
 6AQ5は、かの6V6をMT管にしたもので、電蓄の一時代を担った球を貶められてはたまりません。学生時代、初めて組んだstereo ampが6AQ5 singleだったし、Loctal版の7C5 push-pullは2台組んでいます。
球の動作点を最適化しないで歪が増えたと言われるのは心外なので、51-S1の出力段相当の回路を組んで実測してみることにしました。
 持ち出した実験用ampは少々大げさなものですが、当座の役には立ちます。
7pin MT socketの穴を追加し、信号系の配線を始めています。真っ黒なのはSylvaniaの6095(6AQ5W)です。