今回の旅は巡礼の完結編として、Bosch没後500年展が最大の任務でした。何とか完了できたものの、私の旅には予定外の事態が起きるのが普通で、今回は帰路を阻まれました。
肝心の展覧会はすばらしいもので、作品の見せ方、音声ガイド、照明など主催者が本気でやっているのがよくわかりました。
もちろん、展示されている作品が充実していたのが何より嬉しかったですが。ヴェネチアからの貸与品はきれいに修復されていて、これまで画集で見ていた傷み具合からは想像できないほどです。作業の工程を紹介するvideoも公開していて、ここでも力の入れようが伝わってきました。もう一つの感動は、Franceにある作品で建物が老朽化していて立ち入れない場所に保管されているもの。これは巡礼でも見ることができないと、これまで諦めていたのですが、きれいな照明の下で観ることができました。
さて、軌跡の話です:
画像の軌跡は、出発時点でonにするのをまた忘れたので、Utrechtの南方が起点になっています。当然、同じ経路を辿って帰るつもりでDen Bosch駅に着いたところ、不吉な文字が並んでいました。
前回、Rotterdamのときにも同じ目に遭ったのですが、路線の途中で事故があり、その区間が不通だと。Utrechtに行く最短の経路がダメということです。迂回経路を教えてもらって帰ったのが大きく東に膨らんだ軌跡。
途中からUtrechtにつながって、そこからは元来た道でした。おかげで、二時間ほど余計に時間を費やしてしまい、あわよくば途中下車と考えていたUtrechtはそのまま通過。ネインチェへの挨拶はお預けです。
肝心の展覧会はすばらしいもので、作品の見せ方、音声ガイド、照明など主催者が本気でやっているのがよくわかりました。
もちろん、展示されている作品が充実していたのが何より嬉しかったですが。ヴェネチアからの貸与品はきれいに修復されていて、これまで画集で見ていた傷み具合からは想像できないほどです。作業の工程を紹介するvideoも公開していて、ここでも力の入れようが伝わってきました。もう一つの感動は、Franceにある作品で建物が老朽化していて立ち入れない場所に保管されているもの。これは巡礼でも見ることができないと、これまで諦めていたのですが、きれいな照明の下で観ることができました。
さて、軌跡の話です:
画像の軌跡は、出発時点でonにするのをまた忘れたので、Utrechtの南方が起点になっています。当然、同じ経路を辿って帰るつもりでDen Bosch駅に着いたところ、不吉な文字が並んでいました。
前回、Rotterdamのときにも同じ目に遭ったのですが、路線の途中で事故があり、その区間が不通だと。Utrechtに行く最短の経路がダメということです。迂回経路を教えてもらって帰ったのが大きく東に膨らんだ軌跡。
途中からUtrechtにつながって、そこからは元来た道でした。おかげで、二時間ほど余計に時間を費やしてしまい、あわよくば途中下車と考えていたUtrechtはそのまま通過。ネインチェへの挨拶はお預けです。