ISOな日々の合間に

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サステナブルな政治

2009年08月27日 | 雑感
サステナブルという言葉は、最初に環境問題で論じられ、将来世代に良い環境を残さなければならないとの思いで生まれた言葉と理解している。しかし、本来の言葉である「Sustainable Development」(持続可能な発展)は環境問題だけでなくもっともっと幅広く使える言葉である。

その意味で、今の政治はサステナブルだろうか? いや、とてもそうは思えない。

どの政党のマニフェストも基本的には同じ方向、つまり“どんどんお金をバラまくから支持してくださいね。でも、その分将来は大幅増税が不可避ですよ”と言っているに等しい。政治が一致団結して将来世代の若者へのツケ回しを宣言しているようなものである。

政治家の多くは賞味期限切れに近い年齢の人が担っているのだから、膨大な国の借金や付回しの直接の影響を受けることはほとんど無く、この無責任さに気付かないか、または、気付かないふりをしていられる。

本当は今こそ若者が政治に対して怒りを表明し、行動を起こすべきなのだと思う。さもないと、政治に無関心とか言っている間にどんどん将来にツケ回しされるのである。

結局は、最も影響を受けるこの世代が、選挙で、政策で物申すようにならないと日本は良くならないだろう。
このままではやがて「若者の無関心こそが日本のサステンブルな発展を阻害した」と言われかねないのではないだろうか。

衆院選投票日が近づくにつれ、今の政治は基本的なこの事柄で過っていると思わざるを得ない。

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