ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

オント、ウソ!? 環境の科学

2006年12月22日 | 温暖化/環境問題
先週開催された「エコプロダクツ2006」に際して、日経BP社が「日経エコロジー」誌購入者に配布した「エコプロダクツガイド2007」(写真)に掲載された標記の記事の要約を紹介します。詳しくは原誌を参照ください。

1.酸性雨
 問い:森林の立ち枯れを引き起こす主犯なのか
  記事項目表題
    「こども環境白書」から削除
    立ち枯れの真犯人は?
    東京のNOxが奥日光に影響
 回答:短期的に深刻なダメージを与えることはないが、長期的な影響は未解明
2.森林保全
 問い:日本の森林はどのくらいCO2を吸収するか
  記事項目表題
    炭素量を積み上げる
    CO2の収支を直接観測
    遅れる森林整備
 回答:科学的には政府目標の2010年、1300万トン-Cを下回りそうだ
3.環境ホルモン:
 問い:人への影響は何処まで解明されたか
  記事項目表題
    環境省は人への影響に「シロ」
    再現性に乏しい低用量影響
    神経への影響は今後の課題
 回答:生殖系への影響はシロとの見方が大勢。研究の重点は神経系へ。
4.アルミニュウム
 問い:「認知症を引き起こす」はどうなった
  記事項目表題
    続出したアルミ危険説
    人体はアルミの99%を排出
    老人斑こそ証拠になる
 回答:アルミが主犯と考える神経内科医はもういないが増悪因子かの研究は続く


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