アメリカで結構ヒットしたらしいし、ブラッドリークーパーが好きなので見に行って来ました。ブラッドリークーパー、今回は「ハングオーバー!」の時よりもさらに顔のカッコ良さが無駄になってますね。なんせほら、彼アライグマの声の役だから。
幼いころに地球からさらわれたスターロードことピータークイルクリスプラットは、トレジャーハンターのヨンドゥマイケルルーカーに生かされて、彼の組織でトレジャーハンターになっていた。今回の仕事はとあるオーブを入手して売ることだった。途中悪者ロナンリーペイスの手先であるコラスジャイモンフンスーとその仲間に妨害されるがなんとかそれを手に入れて取引場所まで来た。
懸賞金を賭けられたピーターを追うアライグマ型のならず者ロケットとその相棒の植物型宇宙人グルートヴィンディーゼル、オーブを追うガモーラゾーイサルダナとともにノバ軍に捕らえられたピーターたちは4人とも刑務所に入れられる。仕方なく4人で協力し合って脱獄しオーブをコレクターベニチオデルトロのところに持っていくが、そこでそのオーブの持つ強大な力を知った彼らは刑務所で出会いロナンに家族の復讐を誓うドラックスデイヴバウティスタと共に、このオーブをロナンに渡さないための戦いを始めることになる。
主人公のピータークイルが軽い奴でそのキャラクター設定は悪くない。可愛らしいアライグマのロケットが一番口が悪いってのも面白いと思う。植物であるがゆえに"I am Groot."しか話せないグルートも可愛くて良い。ただちょっとなー、セリフがどうも笑わせようとしている感が見え見えなところがありました。いや、笑えるんですけどね。あんまりさりげなくうまい間でという感じじゃなかったな。
ノバ軍の司令官がグレンクローズなもんだから、どうもこの人が黒幕なんじゃないかっていう疑いが拭えなくて最後まで疑い続けてしまった。グレンクローズ、ごめんなさい。
全体的な世界観が、昔のインベーダーゲームみたいな雰囲気で好きだったな。映像はもちろん最新鋭のCGを駆使して作られているのだろうけど、ピーターが地球からさらわれたときに持っていたカセットテープがその年代(70~80年代)のものなので音楽がノスタルジックなためにそんなふうに感じたのかもしれない。ポッドに乗って逃げ回ったり、クライマックスの大きな戦艦にみんなで立ち向かったりするシーンは自分もその中の一人になったような気がしてとても楽しかった。
なんかどうもピーターは実は100%地球人ではなくて、どこかの星の人が父親だと最後に判明するので、これからその出生の秘密のようなものも続編で暴かれていくのでしょう。最後にグルートが死ななくて本当に良かった。こなごなになってしまって植木鉢に植えられたグルートがとても可愛かったな。
軽~い気持ちで見るには良い作品だと思います。
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