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TV版の「マイアミバイス」と言えばドンジョンソンを一躍有名にした人気シリーズで、それのリメイク映画化っていうからてっきり、軽い感じの刑事ものコメディだと思っていた。面子もコリンファレルとジェイミーフォックスなら、軽い感じもお手の物だろうし。。。
と思ってフタを開けてみてビックリ。なんだ、このシリアス一辺倒の刑事ドラマは?でも、マイケルマン監督ってオリジナル版のエクゼクティブプロデューサーだったんだねー。それで、今回はシリアスバージョンを作りたかったのかな。とか言っちゃってますが、ワタクシもオリジナルバージョンのことを詳しく知っているわけでもないし、特に思い入れもないので、あんまりこだわりなく見れました。
巷ではあんまり評判良くないみたいですね。でも、ワタクシは結構面白かったな。マイケルマン監督ってあまり好きではないんですが。
コリンファレル演じるソニーと恋に落ちる(?)悪役のイザベルにコンリーを起用したのが、斬新だと感じました。ここへきてマイアミでなぜ中国系?という不思議はあるものの、ありふれた南米系よりも興味深いし、なんかミステリアスでしたね。結局この二人の関係に何か裏があるのかと思いきや、あったようななかったような、、、やっぱりイザベルはソニーに恋しちゃってたのかな。ソニーの素性がバレるラストでもジタバタしないイザベルが、さすがワルの女って感じでカッコ良かった。辛いけど、二人は未来なんて共に描ける間柄ではないものね。
この刑事二人の腕が本当に良くって、チームも素晴らしく優秀で、悪者との対決のところでイライラされられることがなかったのが、ワタクシは好きでした。銃撃戦も弾がほとんど的に命中ってあんまりないような…(苦笑)
リカルドの恋人のトゥルーディナオミハリスも助かったみたいだったし、めでたしめでたし、でした。
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