「人民が政府を恐れるのではない。政府が人民を恐れるべきなのだ」
おお、かっこえぇー。
なんかよう分からんけど、もう一回見たくなる映画
それが率直な感想であります。
よう分からんとかいうほど、話はややこしくないんですけどね。
陰謀の内容とかも別になんも珍しいもんではない。政府vs人民という構図も対して珍しくはないし、政治色と言っても空想部分が大きいがためにそこまで現実味を帯びてこない。
それでも、“V”ヒューゴウィービング(「マトリックス」のエージェントスミスです)という謎の仮面の男に強烈なカリスマ性があり、観客はその男に魅かれる。この辺りはコミックが原作というところの強みかもしれない。(あ、関西のかた“V”のカツラをカンペイちゃんと間違えないでね)
全体的に映像は暗いのに、なぜかそこに美しさを感じるのは、謎めいた“V”の存在とナタリーポートマンの荒野に咲く一輪の花のような可憐な美しさのおかげなのか?彼女の丸刈りになる前のたおやかな髪は丸刈りとのコントラストの狙いがばっちり成功している。
そして、物語を別の側面から支えるフィンチ警視スティーブンレイ(ちょっと欽ちゃんに似てる?)“V”のマスクやナタリーポートマンの丸刈りにばかりスポットが当たる中、実は物語の語り部として重要な役割を果たしている。“V”をして「君のような存在を待っていた」と言わしめる陰の主役。
つまらない人にはかなりつまらない作品だと思うのだけど、入り込めた人にはラストに最高のカタルシスが待っている。そして、そのカタルシスを引きずったままもう一度見たくなる。そんな作品だった。
おお、かっこえぇー。
なんかよう分からんけど、もう一回見たくなる映画
それが率直な感想であります。
よう分からんとかいうほど、話はややこしくないんですけどね。
陰謀の内容とかも別になんも珍しいもんではない。政府vs人民という構図も対して珍しくはないし、政治色と言っても空想部分が大きいがためにそこまで現実味を帯びてこない。
それでも、“V”ヒューゴウィービング(「マトリックス」のエージェントスミスです)という謎の仮面の男に強烈なカリスマ性があり、観客はその男に魅かれる。この辺りはコミックが原作というところの強みかもしれない。(あ、関西のかた“V”のカツラをカンペイちゃんと間違えないでね)
全体的に映像は暗いのに、なぜかそこに美しさを感じるのは、謎めいた“V”の存在とナタリーポートマンの荒野に咲く一輪の花のような可憐な美しさのおかげなのか?彼女の丸刈りになる前のたおやかな髪は丸刈りとのコントラストの狙いがばっちり成功している。
そして、物語を別の側面から支えるフィンチ警視スティーブンレイ(ちょっと欽ちゃんに似てる?)“V”のマスクやナタリーポートマンの丸刈りにばかりスポットが当たる中、実は物語の語り部として重要な役割を果たしている。“V”をして「君のような存在を待っていた」と言わしめる陰の主役。
つまらない人にはかなりつまらない作品だと思うのだけど、入り込めた人にはラストに最高のカタルシスが待っている。そして、そのカタルシスを引きずったままもう一度見たくなる。そんな作品だった。