オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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藤岡裕、走る

2018-02-19 00:03:29 | 千葉ロッテ

国際交流試合の二戦目は快晴&強風の中、これで自分が現地にいれば遠征の法則からして負け試合だったのでしょうが、ラミゴの自滅で井口ロッテは連勝スタートです。
とは言いながらも前日と同じで勝敗よりも内容重視、そこはなかなかに微妙な試合ではありました。
そんな中でも光ったのは連日の藤岡裕、今日は途中出場でしたがきっちりと三遊間を破るヒットを放ち、まだ開幕まで一ヶ月以上もありますが五馬身ぐらいリードをしている感じです。
さすがにこのまま走りきれるほどに甘い世界ではないでしょうし、その開幕までに一つぐらいは壁にぶつかって乗り越えてもらいたいとは贅沢な悩みかもしれませんが、井口監督がどうしても欲しかったと、安田のクジが外れていたらあるいは入札をしていたのかもしれない藤岡裕が故障なくこのまま開幕を迎えてくれれば面白くなってきます。
その対抗馬となるはずの平沢がハードヒッティングができない打撃の不調から盛り返せるのか、昨日にはファーストを守った三木はどういった立ち位置となるのか、藤岡裕にとってもライバルがいてこそ高いレベルでのプレーが維持できるのでしょうからどんとこい、誰よりも遅くまで練習をしている努力はきっと報われます。
現時点での不安は背番号4の呪いだけ、と言ってもいいぐらいに順調すぎる出足だけに、とにかく無事是名馬を願ってやみません。
また菅野もスタメンでタイムリーヒットを放ち、風に対応できなかった守備に不安はありますが、あまり感心はできませんがセンター細谷にレフト清田とベンチが菅野に配慮した布陣で若い選手を盛り立てようとしているのはgood、ファースト安田にサード大嶺翔も然り、ベンチに試行錯誤があるのはよいことだと思います。
案の定、主戦投手には抑え込まれて「BIG SEXY」ことニックスの独り相撲に助けられた打線はそれでも広角の意識が定着しつつあるのが喜ばしく、このまま、このままです。
一方で不安なのは投手陣、昨日もそうでしたがこと中継ぎ陣の底上げができていません。
高野は昨年からの悪い流れのままに武器となるストレートを制御できずにすっぽ抜けの連発で、このままでは一軍はおろかオフに首元の心配が必要でしょう。
お約束のバックネットへの暴投、の永野は似たようなタイプですが今日はそこそこまとまっていて、同じボール球でも内角に逸れればそれはそれで結果オーライでもあります。
なかなか一軍では簡単ではないでしょうがあのストレートがあるからこそ抜け気味の変化球を振ってくれるわけで、とにかくグイグイと押し込んでもらいたいです。
初お目見えの渡邉、ボルシンガー、シェッパーズはブルペンでの印象と変わらず、渡邉は昨年の有吉と同じく右手が腰に隠れるフォーム以外に何がいいのかが分からないのがむしろよいのか、両外国人投手はこれからでしょう、ややナーバスな性格っぽいのでストライクゾーンには苦しむかもしれません。
石垣島での春季キャンプも明日で終了、今年はパシフィックとのオープン戦が多いために浮かれることなく地に足をつけてチームを追い続けていきます。



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◆2月18日(日) ラミゴ−千葉ロッテ2回戦(ロッテ2勝、13時、石垣、ほどほど)
▽勝 ボルシンガー 1試合1勝
▽敗 林樺慶 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡邉、ボルシンガー、シェッパーズ、酒居、高野、永野、阿部—柿沼、江村
ラミゴ 林樺慶、林宗緯、ダウンズ、ニックス、呉丞哲、蘇俊羽、朱俊祥—張閔勛、廖健富

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