オリオン村(跡地)

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平沢、トリックラン

2018-02-12 00:35:53 | 千葉ロッテ

役立たずのままに荷物になるだけのはずだった傘の出番ができてしまった昼前までの雨、前日から体感温度は10度以上も下がった寒さ、石垣島の天気予報は当てになりません。
それでも紅白戦の開催には影響もなく、その紅白戦で前日に途中交代の菅野が欠場、また香月がインフルエンザでリタイアと面白くない話題もありますが、それも競争の一つです。
そして紅白戦の前後の夜討ち朝駆けならぬ朝駆け夜討ちは数は少なかったものの石川、松永、二木、平沢、そして念願の唐川のサインをゲットできた濃厚な一日でした。

さて紅白戦、さぞや清水直コーチ、小林コーチは頭が痛いことでしょう。
両チームで30安打22得点で時間がかかりすぎたのか八回で打ちきり、前日に湿っていた打線が爆発をしたと言うよりは投手陣が大炎上をしただけ、かなり厳しいです。
陳冠宇は3回11安打9失点とサンドバック状態、左打者にも引きつけられて打たれていましたし、持ち味である内へのボールももう一つ踏み込めずに打ちごろになってしまいました。
また酒居の代わりだったのでしょう、大抜擢の種市も気後れをしてしまっているかのような、細谷にグランドスラムを浴びるなどベンチの期待を裏切ってしまったピッチングです。
ただ陳冠宇も種市もブルペンでは低めに伸びるボールでアピールができていたからこその起用でしょうから、この撃沈を次に繋げられれば一歩前進をしたとも言えます。
とんとん拍子に越したことはありませんが転んだからこそ得られるものもありますので、めげずに次の一歩を踏み出しましょう。
一方の打線は清田と中村が二発、細谷が満塁弾、そしてペゲロ、李杜軒にもアーチが飛び出して前日の鬱憤を晴らすかのような爆撃を見せてくれました。
花火大会はいずれも打った瞬間にそれと分かる完璧な打球は打たれた投手を嘆きたくもなりますが、ミスショットを見逃さずに叩き込んだのは素敵すぎます。
一番に飛距離があったのはペゲロ、巧打者のイメージで個人的にはグッときませんが今日も2安打に豪快な一発と打球の追い方は拙いものの強肩を披露しましたから、土俵際からやはりスタンドインさせた李杜軒とともに第三クールが終わったところで合格になると思われ、そこでペーニャのリリースが同時に発表になるのでしょう。
そして足を使った攻撃は今日も健在、井上が飛び出してアウトになるお粗末なプレーはありましたが、三家、鈴木、大木が成功、清田、三家、三木が失敗と成功率はさておき走る姿勢を他球団のスコアラーに印象づけられたのではないかと、加藤がバントミス、鈴木と平沢がスローイングミス、など課題が今の時点で明らかになっているのも前向きに考えられます。
ちなみに藤岡裕に大きく差をつけられた平沢は件のミスがありながらもようやくの初ヒット、ただ走者としてはセカンドで野手の足がベースから離れてセーフのコールに気がつかずにベンチに向かってとことこと、サードベースのあたりでベンチからの指摘に気がついて結果的に進塁となったトリックランは平沢だけではなく、それを傍観して送球をせずに進塁をを許してしまった内野陣は試合後に怒られていなければ嘘でしょう、スタンドもあっけにとられたシーンでした。



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