見落としていたらごめんなさい、ざっとネットで情報を拾ってみましたが、ロッテの組閣が発表となった記事を見つけることができませんでした。
個別には立花コーチ、吉鶴コーチの退任、小谷コーチの隠居、田口コーチの就任に根本コーチの昇格、それらに伴っての山下二軍監督、福澤コーチの異動が明らかにはなっていますが、コーチングスタッフのいわゆる記者発表、昨年は10月下旬ぐらいだったと思うのですが、それがまだされていないはずです。
やらないのであればやらないで別に構いませんが、立花コーチに代わって一軍打撃コーチに転出をした山下二軍監督の後任が福澤バッテリーコーチなわけで、このままであればバッテリーコーチを兼任のままの二軍監督就任となるのか、全体の頭数としても純減ですし、どうなるかが激しく気になります。
かけ声だけで終わりそうな大型補強と同じくスタッフに金をかけない体質は相変わらずなのか、このままでは伊東ロッテの五年目は厳しい船出となるでしょう。
気になると言えば西武キラー田口、一昨年は楽天で大久保監督の、昨年は西武で田辺監督の最期を看取ったわけで、もし来年に伊東監督でもそうなれば話題になりそうです。
三年間で三度ともなればあまりに不吉で次の就職先は見つからないでしょうから、そうならないよう田口コーチには全身全霊をもって伊東監督の話し相手をお願いします。
31 田中英祐 投手 24歳 年俸1340万円
【2016年成績】 E 1試合 0勝0敗0S 防御率0.00 1回 0被安打 0被本塁打 2与四球 0与死球 0奪三振
すぐに活躍ができるほど甘い話ではないだろうとは思っていましたが、ここまでダメダメも想定外です。
ルーキーイヤーの春先に心躍ったことの反動か、失望がさらに深まっています。
一軍はおろか二軍でも実戦登板ができないほどにフォームを崩してコントロールがばらばら、話題先行で周りがじっくりと育てるのを放棄してしまったことも理由の一つでしょうが、プロの壁にぶつかった田中英が自ら迷い道に足を踏み入れてしまったことは否めません。
こんなことでは宮台(東大)を調査なんてのは笑い話でしかありませんし、待ったなしの三年目、ダメならフロント入りの打診が待っているでしょう。
松永との自主トレ、涌井への質問攻め、太るための大食といろいろと「挑戦」をした田中英でしたが、しかし簡単に結果は出ません。
春季キャンプは二軍スタートでそのまま開幕二軍、4月半ばまでブルペンにすら入れなかったのはイップスなのか、細かいコントロールではなく球威とキレで勝負をしたいと意欲を見せるも最低限のレベルにすら至らない制球力はフューチャーズを相手の今季初実戦で1回4安打3四死球に一発を食らっての7失点と散々でした。
9月にようやく公式戦初登板も1回を2四球、フェニックスリーグでは一死も取れずに3四球でKO、完全に自分を見失った感があります。
来季に向けての秋季キャンプも発熱による離脱で躓き、明るい話題は皆無と言ってよいでしょう。
逆に言えばもう失うものは何も無いわけで、京大くん、で終わるかどうかは本人次第、自分の武器は何だったのか、しっかりとオフに自分探しをしてください、待っています。
【オリオン村査定】 1340万円 → 1100万円 (▼18%)