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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2016年通信簿 38 李大恩

2016-12-13 00:14:19 | 千葉ロッテ

 

38 李大恩 投手 27歳 年俸5400万円

【2016年成績】 3試合 0勝0敗0S 防御率7.20 5回 6被安打 1被本塁打 4与四球 1与死球 2奪三振 被打率.333

兵役で今季限りが分かっていたのでリリースでよいのではと考えていた李大恩でしたが、しかしここまで戦力にならなかったのは意外でもありました。
まさに恐るべしNPB、昨年の中盤戦以降の流れのままに立て直しを許してもらえません。
教育リーグで打ち込まれて、開幕後の浦和でもピリッとせず中継ぎ降格もあり、無駄に外国人選手枠を占有しただけに終わってしまいました。

それでも昨年の実績に期待をしてか4月中旬に一軍昇格をしての先発でしたが、せっかくのリードを4連続四死球でぶち壊したのが今季の全てです。
140キロ台後半のストレートは魅力ながらも抜けるボールが少なくなく、マウンド上でのいらつきも昨年のままでした。
早いカウントから追い込んでもそこから勝負できる変化球が無かったのが致命的でもあり、また昨年に中継ぎで覚えかけた緩急の使い方を自分のものにしきれなかったことでストレートを活かしきれず、ただの暴れ馬ではNPBで通用をしないのは当然のことです。
二軍では二桁勝利で最多勝のタイトルを獲りながらもやはりイニングの半分強の与四死球では、兵役がなくとも戦力外だったでしょう。
旬な時期に二年間も一線から離れるわけですから選手生命の危機でもあり、韓国繋がりでも花開くことがないままに終わった韓流イケメンでした。

2015年通信簿


【オリオン村査定】 5400万円 → 戦力外採用 ※10/31に戦力外通告


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コメント (12)

QED 神器封殺

2016-12-13 00:00:13 | 読書録

QED 神器封殺

講談社

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珍しく前作と登場人物や舞台が繋がっているとのことなので、あまり間を開けずのQEDシリーズです。
その前作ではこれまた珍しく直接的な殺人がなく桑原崇に棚旗奈々の「事件を呼ぶ体質」が改善をしたかと思いきや、今作では冒頭からショッキングな殺人事件が起こります。
事件の背景と、前作では名前だけ出てきた登場人物、引き続きの熊野、そして神器の謎がシンクロしていく、これは前後編と考えればよいのかもしれません。

もちろん毎度のことながら事件やその謎は刺身のつまでしかなく、頭を悩ませるようなトリックや、唸らされるような解決策が示されるわけでもありません。
例によってタタルの蘊蓄を披露するためのネタでしかなく、これは推理小説ではなく教養作品の一種なのでしょう。
ただ困ったことに守備範囲から大きく逸れるためにその蘊蓄が真実なのか、はたまた眉唾なのかが判然とせず、こういった説もある、程度で対するのがよいようにも思います。
天照大神や素戔嗚尊などの神話の世界の神々は伝説ではなく神武東征など古代史を投影したものであると知っただけでも賢くなったような、そんな自己満足に陥ってもいます。
由緒ある神社の位置関係なども興味深く、信心という点では現代よりも数倍に知識が深く、そしてこだわらなければならない必然性があったのでしょう。
意味深なニューキャラクター、タタルのライバルなのか同好の士なのか、御名形史紋なる人物が今後にどう絡んでくるかは分かりませんが、どうやらスピンオフである毒草師シリーズの主人公とのことなので、読むべき範囲が広がったことにもなります。


2016年12月12日 読破 ★★★☆☆(3点)


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