デスパイネの来日が、3月上旬にずれ込むとのことです。
本人の言葉として「15日に日本に行く」とも報じられましたが当初の予定は22日の合流だったようで、しかしそれにも遅れるのですから先日の不安が頭をもたげます。
国内リーグを免除されながらも代表チームとしてのカリビアンシリーズでの疲労が理由とされていますが、これまでのデスパイネの言動からすれば違和感しかありません。
それでも昨年に比べればまだ早い来日ですので「疲労が抜けない」とかにでもならない限りは、キューバなんてこんなもの、とでも思うしかないのでしょう。
また左脇腹の張りで別メニューとなった清田は、それでも侍ジャパンへの参加に強い意欲を見せているようです。
この時期の代表戦に何の意味があるのか、無理をしてペナントレースに影響を出してしまえば本末転倒、とはロッテファンとしての視点ですが、やはり日本代表、選ばれし者としての名誉と考えればモチベーションアップにも繋がるでしょうから、とにかく無事に戻ってきてくれとしか言いようがありません。
ここまで話題に乏しかった石川が沖縄本島に渡らずに二軍キャンプで調整を続けるのも気がかりで、関谷、東條、高野の実戦登板もなく、いろいろと怪しいことがいっぱいです。
そんなこんなで一軍の春季キャンプは今日で打ち上げ、明日からは実戦モードに入ります。
オープン戦の初戦は雨雲が心配ですが予報では午前で上がりそうなので、グラウンドコンディション次第でしょう。
伊東監督がかつて四番候補として名前を挙げた細谷の動きを評価しているようですから、おそらくは清田に代わってのスタメン抜擢となるのではないかと、平沢も八番ショートでの起用が報じられていますし、この二人はてるてる坊主をせっせと作って部屋にぶら下げているかもしれません。
清田と青松は心配ですが目立った故障者もなく、内野陣のギラギラとした争いに加えて細谷の頑張りで外野にも火が付いたことからして、実りある19日間だったと思います。
もちろん選手たちにとってはここからがスタート、昨年の主戦、主軸であってもうかうかとはしていられない、そんな熱い戦いが始まります。