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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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道を誤りませんように

2016-02-03 01:29:14 | 千葉ロッテ

また岡田が迷走をしそうです。
何年か前にも長打を増やしたい、と試みて失速をしたような、目指すところが間違っているように思えてなりません。
打者がボールを遠くに飛ばしたい、と考えるのは本能なのでしょうし、新たなチャレンジには拍手を送りたくもなりますが、しかしプロにはそれぞれに求められる役割があります。
岡田のそれはレジェンドな守備と超快足、その長所を活かすことこそが生き残る道だと考えます。

「守備職人」岡田プロ1号へ フォーム改造+重い練習バット (2/2 スポーツニッポン)

「外野守備のスペシャリスト」。
ロッテ・岡田の代名詞だが、8年目のキャンプを迎えて極めるのは打撃だった。
それも長打力を磨く。
プロ入りから昨季まで2087打席で本塁打なしのプロ野球記録を更新中。
「本塁打を打ちたい」と話す31歳は不名誉な記録をストップするため、打撃フォーム改造に乗り出した。
「右足を1秒早く、5センチくらい高く上げ、下半身で打つイメージ」。
これまでよりも早く、高く右足を上げることで、ゆっくりボールを待って軸足に体重を乗せることができる。
そこから体全体を使って振り抜く。
これまでは足を上げている時間が短く、当てるだけの打ち方になりがちだった。
いわゆる「手打ち」で、飛距離は出ない。
今のフォームなら下半身にためた力を一気に解放するため、飛距離アップが見込める。
1月に沖縄で合同自主トレを行った元首位打者の福浦からも「打撃は下半身だよ。強い打球を打ちなさい」と助言された。
打撃練習では本塁打競争をしながら「当てる」から「飛ばす」へ意識改革を図った。
ソフトバンク・柳田や西武・秋山ら強打者も下半身主導のフォームということに気づき、「ゆったりと(ボールを)待っている」と話した。
練習用のマスコットバットも930グラムから1キロに増やし、ヘッドの重さを利用して飛ばす感覚を体に叩き込んでいる。
「打撃が課題だと分かっている。とにかく自分のスイングをすること」。
長打力を求めた「自分のスイング」が完成すれば、プロ第1号も近づいてくる。

ホームランを打っていない、これを「不名誉な記録」とすることに違和感があります。
プロ野球記録なわけですし、むしろ前人未到な領域を目指すべきでしょう。
ヘッドを重くしたバットで力強く振り抜く、走りながらの「手打ち」が課題である岡田にとって、それはよいことだと思います。
しかしそれが長打、となるとまた話は別で、それで10本塁打や30二塁打が狙えるのであればチャレンジにも意味が出てきますが、ホームランどころか二塁打ですら2087打席で480本のヒットのうちの26本でしかないことからして、むしろ全てを単打にするぐらいの方がよいのではないかと、1本の本塁打よりも打率を1分上げることこそが岡田の道だと考えます。
これまで力で押されてポップフライとなっていた打球が、ヘッドを効かせて振り抜くことで外野の前に落ちる、長打ではなくこういったヒットが増えてこそがレギュラーへの近道、真っ当に考えれば今の状態、状況であれば不可能でしかない442打席をクリアしての「栄冠」を手にしましょう。


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