ようやくに対外試合が始まりました。
国際交流試合と銘打ったラミゴとの試合は白星スタートながらもNPBとCPBLのレベル差を考えれば快勝とは言えず、課題の貧打をそのまま露呈をしたような展開だったようで、しかしそれでも選手たちが自らの立場をしっかりと考えてのプレー、そしてコメントが聞かれましたので、いい試合だったのではないかと思います。
明日は全国的に雨模様で石垣島も午後からの降水確率が60%ですので試合開催が危ぶまれますが、競い合いの場を是非、何とか天気が持ってくれることを願います。
先発の二木は4回3安打6三振、そして無四球の零封と抜擢に応えるピッチングでした。
ストレートのMAXが145キロとそれこそ昨年の今ごろに比べれば10キロぐらいは違うのではないかと、この伸び盛りには驚くばかりです。
伊東監督、落合コーチともに称賛をするほどの内容で、今後も多くのチャンスをもらえるでしょう。
そうなれば一気に開幕ローテーション入りを期待したくもなりますが、焦らずに一歩ずつ、一軍に向けて歩んでいってもらいたいです。
二軍キャンプで名前がなかなか聞かれなかった木村も2回2安打で零封、黒沢と吉原は1回を完全、2四球で失点をした田中靖が躓きましたが、投手陣は気持ちがよかったです。
一方で打撃陣はなかなかヒットが出ず、先が思いやられます。
一番ショートでスタメンとも報じられた注目の平沢は八番ショートでのスタメンで、三振、中飛、投ゴの3タコでバットでのアピールはできず、しかしまだまだ始まったばかりです。
二打席目がポテンヒットになったり、無死満塁からの三打席目でタイムリーを打てれば「持っている」となったのでしょうが、さすがにそこまで上手くはいきません。
それでも守備では軽快な動きを見せたようですし、鈴木をセカンドに押しやっての今は順調、と言ってもよいでしょう。
その立ち位置は一軍当落線上、が実際のところだとは思いますが、才能あふれる若い力がチームにもたらしている好影響だけでも獲っただけの価値があります。
外野に本格的に挑戦、らしい細谷にタイムリー、根元、大嶺翔も打点付きのヒットと、これまた崖っぷちの選手たちの頑張りが嬉しいです。
今日に出番が無かった選手がアピールをしなければ、と前のめりになるような、ナバーロが前言を翻して出場志願をするような、そんな明日を待ちましょう。