電脳筆写『 心超臨界 』

ひらめきを与えるのは解答ではなく質問である
( ウジェーヌ・イヨネスコ )

痛みを丸ごと引き受ける――今野華都子

2024-05-11 | 03-自己・信念・努力
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白隠禅師のことばに「南無地獄大菩薩」ということばがある。今自分の目の前に地獄のような境遇が展開しているとする。逃れることは決してできない。ならばその地獄そのものをすべて受け入れて、地獄の境遇に自分の身を委ねてみることをいう。

世界一のエステティシャン・ 今野華都子さんは19歳の時に一生忘れることのできない痛みを体験します。そのとき今野さんは、どうやって痛みを克服するか考えました。そうして選んだ道は、まさに白隠禅師のいう「南無地獄大菩薩」だったのです。

今野さんが今あるのは、このときの諦観があったお陰かもしれません。


◆痛みを丸ごと引き受ける――今野華都子

「致知」2006年9月号【特集・上に立つ者の人間学】
●対談――今野華都子&五日市剛
「社員のすべてを引き受け、人生の苦楽をともにする」

【今野】小さい頃からひどく病気がちではあったのですが、19歳の時に蓄膿症(ちくのうしょう)の手術をしたんですね。これが私にとって最初の大きな転機となりました。私はもともと血が止まりにくい体質で、12歳くらいからその手術を先延ばしにしてきました。でも、とうとう下も向けない状態になり、手術をすることになったのです。案の定うまくいかなくて、血が止まらず麻酔なしで切開せねばならない緊急事態に陥りました。それだけでも大変なのに、1か月後、今度は鼻の肉に絡(から)まった止血用の脱脂綿を一個一個はがしていく処置を、麻酔なしで30回以上行いました。これはもう痛いというレベルを超えていて、19歳の私にとっては一生忘れられない、辛い体験でしたね。

その時に、どうやってこの痛みを克服したらいいか考えました。とても分かりにくい表現かもしれませんが、その痛みの中に自分が入って、痛みを丸ごと引き受けるのです。これを我慢したら人生何が起きても大丈夫だという思いでしたが、やはりその後、それ以上の痛みは経験していません。

【五日市】今日に至るまで、その痛み以上のものはない。

【今野】ええ、自分に起こることからは逃げられない。ならば自分がすべてを受け入れなくてはならない。痛みも、これから逃げようとするから痛いのであって、その中に入っていけばいい。起こることはすべて享受しようとその時思ったのです。

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ノアコーポレーション社長・今野華都子(こんの・かつこ)
昭和28年宮城県生まれ。平成10年仙台市青葉区にエステティッ
クサロン「サロン・ド・ノア」を開業。15年事業拡張のため移転。
「エステルーム・パセオ」に変更。翌年第1回LPGインターナショ
ナルコンテスト(フェイシャル部門)で日本最優秀賞、フランスの
審査で最優秀グランプリを受賞。日本エステティック業協会認定講
師。日本エステティック業協会インターナショナルエステティシャ
ン。エステティックサロンオーナーへのセミナーも開催している。
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