「できると考える」ことで恐怖は消え去る――ロバート・シュラー

電脳筆写『心超臨界』へようこそ！
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう！
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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運命を好転させるには、できると信じることです。しかも自分のありたい姿をありありとイメージして、今を努力して生きたら必ず実現します。


ウエイン・W・ダイアー「自分の中に奇跡を起こす！」の中に、つぎのような話が出てきます。

●二人の料理人が、同じ調理法で同じ素材で同じオーブンで料理を
するとしよう。ところが、一方は大きなおいしそうなケーキができ
あがり、他方は正反対の大失敗作だ。なぜか？　それぞれの心が、
それぞれ創りたいものを描くのだ。

同じ環境にありながら心の持ちかた次第で、その結果がプラスにもなり、マイナスにもなるということです。だとするならば、プラス思考で生きなきゃ、損々！　ということになりませんか。


◆「できると考える」ことで恐怖は消え去る

『世界で一番簡単な運命を変える本』
（ ロバート・シュラー、知的生きかた文庫、p181 ）

――太平洋を航海中のことであったが、ある日の午後４時に、われわれはサースデー島のそばの危険な珊瑚礁を通過するだろうということがアナウンスされた。そこのもっともきわどい地点では、３６フィート幅の船が幅が７０フィートもない狭い水路を通り抜けなければならないところだった。

３時３０分になるとデッキの上に大勢の人が集まったが、そのとき一人のオーストラリア人の水先案内人が、われわれの船のかじをとるために乗船してきた。船が浮かんでいる標識に近づいたとき、だれかがこういった。「この船は喫水２９フィートの船なのに、水深は３１フィートしかない」と。

この言葉はおし黙っている大勢の人に不安にみちた緊張を呼び起こし、海中の珊瑚の美しい色に見とれている余裕などなくなってしまった。

すると、一人の「できると考える」タイプの人がこう応酬した。「まだ２フィートの余裕があるじゃありませんか！　われわれは１時間１７ノットの速度でゆっくり進んでいるのです。そのうえ、海底はじっとしているのです。私たちは車を走らせているときだって、センターラインをはさんで２フィート以下の距離ですれちがっているじゃありませんか」。

突然すべての人が笑い出して、われわれの船がその直下の狭い割れ目をするどくかじを切って通り抜けたときには、大いに驚嘆の声をあげたものである。