電脳筆写『 心超臨界 』

想像することがすべてであり
知ることは何の価値もない
( アナトール・フランセ )

道をひらく 《 一人の知恵――松下幸之助 》

2024-06-30 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
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■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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  他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は
  すこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
  心を定め、懸命(けんめい)に歩まねばならぬ。それがたとえ遠い道
  のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてく
  る。深い喜びも生まれてくる。
  [ 松下幸之助翁 ]


「見ること博(ひろ)ければ迷わず。聴くこと聡(さと)ければ惑わず」という古言がある。相手がどんな人であろうと、こちらに謙虚な気持ちがあるならば、思わぬ知恵が与えられる。つまり一人の知恵が二人の知恵になるのである。二人が三人、三人が四人。多ければ多いほどいい。衆知を集めるとは、こんな姿をいうのである。おたがいに、一人の知恵で歩まぬよう心がけたいものである。


◆一人の知恵

『道をひらく』
( 松下幸之助、PHP研究所 (1968/05)、p138 )

おたがいに神さまではないのだから、一人の知恵には限りがある。それがどんなに偉い人であっても、やっぱりその人一人の知恵には限りがある。こんな限りのある知恵で長い人生を歩み、広い世の中を渡ろうとするのだから、ともすればあちらで迷い、こちらでつまずく。自分一人ですむことならそれでもまたよいかもしれないが、この世の中に住む限り、人びとはみなつながっているから、自分がつまずけば、他人も迷惑する。他人に迷惑をかけるくらいなら、一人の知恵で歩まぬほうがいい。

わからないことは聞くことである。知らないことはたずねることである。たとえわかっていると思うことでも、もう一度、人にきいてみることである。

「見ること博(ひろ)ければ迷わず。聴くこと聡(さと)ければ惑わず」という古言がある。相手がどんな人であろうと、こちらに謙虚な気持ちがあるならば、思わぬ知恵が与えられる。つまり一人の知恵が二人の知恵になるのである。二人が三人、三人が四人。多ければ多いほどいい。衆知を集めるとは、こんな姿をいうのである。

おたがいに、一人の知恵で歩まぬよう心がけたいものである。
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