電脳筆写『 心超臨界 』

自分がいま生きている時代は
歴史としてながめることはできない
( ジョン・W・ガードナー )

自分のための人生 《 思い込みの中の自分像――ウエイン・W・ダイアー 》

2024-09-08 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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「私は……である」を連発するようになった一番の責任はこの人たちにあると思われる人(親、昔から家族ぐるみでつきあっている友人、昔教わった先生、祖父母など)と話をしてみよう。そういう人たちに、自分がどういうふうにして今の自分になったと思うか、自分は小さいころからいつもそうだったか、尋ねてみるといい。


◆思い込みの中の自分像

『自分のための人生』〈原題:Your Erroneous Zone(錯信帯)〉
( ウエイン・W・ダイアー/渡部昇一・訳、三笠書房 (2011/7/21)、p127 )

  過去の人生を頼りに自分と言う人間を語り、過去の世界をさまよう
  のは幽霊だけである。生きている自分は、今現在の存在であって、
  過去の存在ではない。

4章 「きのうの自分」を超える
2 思い込みの中の自分像

「私は……である」という発想を生むもとになるレッテルづけは2つのタイプに分かれる。

第一のレッテルは、子供のころに他人によって貼られたレッテルをつけたまま今日にいたったというもの。第二のレッテルはみずから招いた結果で、面倒な仕事をしないですまそうとするために生じるものである。第一の種類のほうがはるかに優勢である。

リトル・ホープは小学校2年の女の子。毎日、絵の教室に通い、とても楽しそうである。ところが、あるとき彼女は、先生からあまり上手でないと言われてしまう。それからというもの、人に認めてもらえないのが嫌でリトル・ホープは絵の教室へ行かなくなる。そして間もなく、「私は……である」が始まる。

「私は絵がうまくない」

絵から遠ざかっているうちにこの考えは強まっていく。大人になって、なぜ絵を描かないのかと尋ねられると、「だって、うまくないんだもの。小さいころからずっとそうだったの」と答えるようになる。

「私は……である」という表現のほとんどは、以前、人に何か言われたことがどこかにひっかかっていて、それが外に出たものである。

たとえば、「あの子はちょっとぎごちないのよ。兄さんのほうは体操が特異なのに、あの子は勉強家タイプね」「お前は私によく似ているね、私も書き取りは大の苦手だったよ」「ビリーはいつも引っ込み思案な子だったわ」「あの子は父親にそっくりだわ。あの子の父親は、まともな音程で歌えなかったのよ」など。

こういうセリフが母体となって「私は……である」が生まれ、いったん生まれた「私は……である」という表現は、その後疑問を投げかけられなくなってしまう。つまり、ある種の生き方の状態として、すんなり受け入れられてしまうのである。

「私は……である」を連発するようになった一番の責任はこの人たちにあると思われる人(親、昔から家族ぐるみでつきあっている友人、昔教わった先生、祖父母など)と話をしてみよう。そういう人たちに、自分がどういうふうにして今の自分になったと思うか、自分は小さいころからいつもそうだったか、尋ねてみるといい。

そして、自分はこれから変わるつもりであると伝え、相手がそれを可能だと思うかどうか、反応をみるのである。

驚くほど、相手には相手なりの見方があり、これから変るはずはないと思っているものである。何しろ「お前は小さいころからいつもそうだった」のだから。
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