電脳筆写『 心超臨界 』

もっとも残酷な嘘の多くは沈黙の中で語られる
( ロバート・ルイス・スティーブンソン )

「親を切る」と書いて親切――ある小学校の先生

2024-09-13 | 03-自己・信念・努力
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
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そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
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ある小学校の先生が「君たちは六年生になった。これからは自分だけのことを考えちゃ駄目ですよ」と言って、黒板に「親切」と書いて説明しようとすると、それより早く一人の子が明るく素っ頓狂な声で「オヤギリ!」と叫んだのです。ほかの子供たちが爆笑してからかったので、その子は真っ赤になって俯いてしまった。


◆「親を切る」と書いて親切

『「足るを知る」こころ』
( 松原泰道、プレジデント社 (1999/3/1)、p219 )

ある小学校の先生が「君たちは六年生になった。これからは自分だけのことを考えちゃ駄目ですよ」と言って、黒板に「親切」と書いて説明しようとすると、それより早く一人の子が明るく素っ頓狂な声で「オヤギリ!」と叫んだのです。ほかの子供たちが爆笑してからかったので、その子は真っ赤になって俯いてしまった。

先生はそれを見て、その子の発した「オヤギリ」がふざけた野次ではないとわかったので笑っている子供たちを静かにさせ、「自分の知っている限りの知識で答えるのは立派なことなんだよ」と諭し、それから「先生も君ぐらいのころには読み方を間違えて笑われたことがあるんだ。オヤギリとも読めますよね。しかし今日は、シンセツと読むことを覚えような」と言いました。とたんにその子が生き生きしてニコニコと顔を上げたというんです。

この一言ですよ、こんな一言がね、子供には必要なんです。間違いを 「機心」で切り捨てるのではなく、包み込んで励ますような一言……。私にも覚えがありますが、こういう先生がいれば、子供の心は豊かに明るく伸びていけるのではないでしょうか。
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