電脳筆写『 心超臨界 』

見事になされた仕事への報酬は
すでにそれを達成したことにある
( エマーソン )

(2) 口呼吸が免疫病を助長する――西原克成

2023-11-27 | 09-生物・生命・自然
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(1)「スポック博士の育児書」を否定する
(2)口呼吸が免疫病を助長する
(3)冷たいものは飲んではいけない
(4)二足歩行は重力負担が倍になる
(5)日本の医学界を斬る


きのうに引き続き、『「スポック博士の育児書」を否定する』(その2)をお届けします。

西原克成さんは、口呼吸をしていると、体を外敵から守ってくれている扁桃腺(へんとうせん)などの免疫系が直にダメージを受け、免疫病に対する抵抗力が著しく落ちる、という。口呼吸は、まるでアレルギーマーチ(皮膚炎、喘息、小児リウマチ、心筋症、腎疾患、血液疾患、多動症、自閉症、てんかん等がマーチのように次々と起こること)を助長するブラスバンドなのだ。原因は、「スポック博士の育児書」に従って5か月からスプーンで離乳食を与える
ことにある。離乳食の摂取が、おしゃぶりをはずす時期を早め、おしゃぶりによる噛む力と鼻呼吸のトレーニングが省略される結果である。


(2) 口呼吸が免疫病を助長する

「致知」2003年4月号【特集・人間力を養う】
【視点】連載(42)「いまの育児法では日本は崩壊する」
間違った常識がまかり通る日本の医学会の問題点――医学博士・西原克成

《 口呼吸の弊害 》

人の子は2歳半で完成します。これが三つ子の魂で、この時の育ち方でその人の一生が決まってしまうのです。いまの日本では、育児法に誤りがあるため、子どもがまともに育たず、多くの成人が半病人になってしまっています。この誤りを正さなければ、日本は近いうちに間違いなく全滅してしまうと私は確信しています。

日本の育児法の誤りをまとめると、以下の6つに集約されます。
1.離乳食の開始時期の誤り。
2.おしゃぶり(乳首型)をはずず時期の誤り。
3.寝相(うつ伏せ寝と横向き寝をさせる)の誤り。
4.ハイハイとナメナマをさせない誤り。
5.冷たいものを与える誤り。
6.乳母車を早くからやめる誤り。

1については前述の通りです。紙幅の都合で、ここでは特に2、5、6の弊害について述べさせていただきます。

哺乳(ほにゅう)動物は皆口で呼吸ができません。ところが、いまの多くの日本人は鼻ではなく口で呼吸しています。

鼻は吸い込んだ空気を濾過(ろか)し、バイ菌や埃(ほこり)が体内に侵入するのを防いでいます。そのため口呼吸をしていると、体を外敵から守ってくれている扁桃腺(へんとうせん)などの免疫系が直にダメージを受け、病気への抵抗力が落ちてしまいます。小児喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、白血病、リウマチ、悪性リンパ腫などのさまざまな免疫病も、実は口呼吸に原因があるのです。このことを医者が知らないから、免疫病が治せないのです。

もともと赤ちゃんは1歳までは鼻だけで呼吸しますが、5か月からスプーンで離乳食を与えると、早い時期から口呼吸がはじまります。この時期から3、4歳までおしゃぶりを使わないと、子どもは百㌫口呼吸になります。

日本をはじめ、台湾などのアジア系の人びとは、1歳でおしゃぶり(乳首型)をはずしていますが、これは早すぎます。このために現在の日本人の子どもたちのほとんどが口呼吸の癖をもっているのです。私の患者さんに20代の知的障害で喋(しゃべ)れない方が10人くらいいます。その共通点は、赤ん坊の時におしゃぶりを一切与えられず、哺乳ビンの乳首の孔(あな)を大きくして育てられていて、完全に口呼吸の習慣が染みついてしまっている方です。おしゃぶりを使わないと脳の発達に障害がでるくらい弊害があるのです。欧米では、3~4歳までおしゃぶりをくわえさせて、噛む力と鼻呼吸のトレーニングをしています。

(続く)
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