電脳筆写『 心超臨界 』

一般に外交では紛争は解決しない
戦争が終るのは平和のプロセスとしてではなく
一方が降伏するからである
D・パイプス

ほんとうの心の力 《 倦まず弛まず屈せず――中村天風 》

2024-08-02 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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  [ 中村天風 絶対積極の成功哲学 ]

   今日一日
   怒らず 恐れず 悲しまず
   正直 親切 愉快
   力と 勇気と 信念とをもって
   自己の人生に対する責務を果たし
   恒に平和と愛とを失なわざる
   立派な人間として生きることを
   厳かに誓います。


小野道風という人はお公家様なのに、字が下手で、学問がなくて、歌が下手。悔しいけれども、生まれつきできないんだと諦めて、ある日、雨上がりの庭を散歩していると、蛙が柳の葉に何べんも飛びついちゃ落っこって、ばかな蛙だなと見ているうちに、何十回かの後にヒョイと飛びついたのを見て、あっと思った。それから一生懸命に、倦(う)まず弛(たゆ)まず屈せず、歌道に精進し、書道に精進して、ついに日本一の人になったっていう話を母に聞かされたことがあるんです。


◆倦(う)まず弛(たゆ)まず屈せず

『ほんとうの心の力』
( 中村天風、PHP文庫、p232 )

私がこんな研究しにくい学問を研究したのは、科学の研究と違って、哲学の研究というのは主観断定の論理思索ばかりですから、文献考証もなきゃ、ただもう考えて考えて考え抜いていくだけの努力だ。それを未だに捨てないのは……七つのときでした。花合わせの札であっても、小野道風(おののとうふう)が傘さして、蛙(かえる)が柳に飛びついてるところの絵を見て、いつも不思議に考えた。子供だから何だろうと思って。

それで母に聞いたら、小野道風という人はお公家様なのに、字が下手で、学問がなくて、歌が下手。悔しいけれども、生まれつきできないんだと諦めて、ある日、雨上がりの庭を散歩していると、蛙が柳の葉に何べんも飛びついちゃ落っこって、ばかな蛙だなと見ているうちに、何十回かの後にヒョイと飛びついたのを見て、あっと思った。

それから一生懸命に、倦(う)まず弛(たゆ)まず屈せず、歌道に精進し、書道に精進して、ついに日本一の人になったっていう話を母に聞かされたことがあるんです。子供心というものはありがたいもんだね。

こういうことを研究し出した後も、時によると、もう駄目だと思うことが何べんかある。けれど、ヒョイとすぐそれを思い出す。
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